遊ぶように働く! 目指せFIRE! 大人の夏休みライフの始め方

著者 :
  • サンライズパブリッシング
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本棚登録 : 61
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784782905425

作品紹介・あらすじ

話題のFIRE、セミリタイヤ、経済的自由に興味がある方々に一歩先のライフスタイルを提案する書籍です。ビジネス書ではなく、人生をとことん楽しみたい、経済だけでなく幸せも追求したいと言う、モチベーションを高めて行動を起こすための後押しをします。自身のブランディングと、最終的には自身のビジネススクールの誘導のきっかけを目指しています。

感想・レビュー・書評

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  • 悠々自適なFIRE的生活を望む人達に捧ぐ一冊

    ちょっと前に梅田の紀伊國屋でふと手にした一冊。内容は著者の成功体験が中心で、嫌々誰もが真似できることでは無いよねと言ったことが多いが、本質は、自身の周りの人たちを幸せにしていくことが自身の幸せにつながると言う至極シンプルな事が、わかりやすい言葉で記載されている。

    少しでも自身の生活が豊かになる様に努力したくなる本です、

  • 将来FIREな生活を送りたいなと思い、購入したがFIREになるための具体的な方法より、楽しく生きるための考え方が詰まっている。
    FIREに関係なく、生きる上でマネしたいと思う部分がたくさんあり、個人的にはヒット作品である。

  • 働き方の変え方を学べる本です。
    環境変化が激しい中で、それに対応していく中、余裕がなくなっている方が増えていると感じます。
    本来、働くことは、自分が大事にしたいものを得る、守るための手段であり、それが目的化してしまうと、「働くことを維持する」ことにとらわれて、余裕がなくなってしまうのかもしれません。
    働く時間を最小限にして、家族や友人と過ごすことを楽しむことを実践している著者が、そのために必要なマインドセットと実践法を教えてくれます。
    日々仕事に追われて余裕がない、会社にいるのが辛いと感じている方などが読むと、現状を変えるきっかけを得られる1冊ではないでしょうか。

    【特に覚えておきたいと感じた内容の覚え書き】
    「自分の人生を固定化しないためには、過去や肩書、会社や約束などの『名詞』をなるべく使う機会を減らし、『動く(動詞)』表現をなるべく使う。全てを固定化して決めつけると、『過去』と『今』の変化に気づかなくなる。変化に気づくと、人生の可能性が増えていく。」
    「『人間関係でしか得られないもの』は何かを、一度徹底的に書き出して、客観視してみる。最初は出てこなくて当然。脳が一度意識しだすと、24時間無意識で働き続け、ある日『ポッ』とアイデアを導き出してくれる。人間関係のイメージがガラッと変わり、受身の姿勢が『攻めの姿勢』に変わる。」
    「時代の波には逆らえない。今後、自己責任で全てを解決させられる時代がやってくるだろう。だが、人生には『自分以上に自分の世話に興味があり、世話好き』がいることを忘れてはいけない。モヤモヤを整理してくれて、問題の本質を一緒に考え、優先順位をつけて考えてくれる存在を近くに置くとよい。」
    →実践してみたいと感じたことを選んでみました。
    人間関係は当然大事だと思う人は多いでしょうが、そこから何を得ようとしているかを意識している人は私も含め、あまりいないのではと考えました。
    自分の変化を意識することも、今後意識してみたいです。変わっていないようで、少し振り返って診るだけでも、実は多くのことが変化しています。

    【もう少し詳しい内容の覚え書き】

    ・自分以上に自分を愛してくれて、応援してくれる人がいる状態こそ、幸せのベースを上げてくれる。自分にとって本当に守りたい大事なものができると、自分の内側から湧き上がるイメージも変わる。「人の心に長く残って伝わっていくもの」にこだわり、生み出したいと思えるようになる。

    ○しがらみや我慢、犠牲からの解放
    ・何かをするとき、しようとするときに意識してしまう人をリストアップしてみて、なぜ意識してしまうのかを考えてみる。「見張り」がいると、本当は自由なのに、毎日が追われている状態になってしまう。その「見張り」側も見張られてきたので、本人もそのつもりもなく仕方なくやってしまっている。人は予測できない行動や発想が怖い。その行動や発想の結果、困りごとが解決する人がいることを意識させるようにコミュニケーションをとってみる必要がある。
    ・「テクノロジーの波」をうまく利用し、事業を仕組み化する。大事なのは、便利なものを見つけて、活用すること。その恩恵を受けるには、自力以上に素晴らしい強力なパワーを奉仕してくれる「他力」を見抜き、使うセンスが求められる。その恩恵は、まだほとんどの人に認知されていないか、魅力に気づいていないものでないと受けられない。
    ・大人とは、できることを常に増やし、選択肢を増やすことで、さらに良いクリエイティブな活動を行って、結果、人を様々な角度で幸せにできる状態のこと。
    ・自分の人生を固定化しないためには、過去や肩書、会社や約束などの「名詞」をなるべく使う機会を減らし、「動く(動詞)」表現をなるべく使う。全てを固定化して決めつけると、「過去」と「今」の変化に気づかなくなる。変化に気づくと、人生の可能性が増えていく。
    ・人生の問題には、直接的に起こしているもの、間接的に起こしているものの2つがある。直接的な問題は、「異常なほど厄介な感情」が原因なので、それを一瞬で沈静化させるテクニックが必要不可欠。間接的な問題も、自分である程度マネジメントできる。「ネガティブ」の大半は、人が原因。逆に、非常に良好な人間関係が作れれば、「ポジティブ」なものが増える。相手と本音で話し合い、普段「出てこない裏面」を知ると、相手に対して不思議と「情」が出て、お互いを受け入れ合うことで、関係が確固たるものとなり、お互いの人生に大きなパワーをもたらす。

    ○経済的自由をつくる
    ・オンラインの特性は、「気軽さ」「拡散性」「レバレッジ」「ターゲットを絞りやすい」など様々だが、「人から信頼されるには」という観点から見ると、「アーカイブ性」に絞られる。自身の様々な過去の時間軸と今の時間軸、未来の展望を見せることで、共感し、尊敬し、「無意識で追いかけたくなる人」だと認識させるような投稿をSNSアカウントで「残していく」ことができる。
    ・デジタル上で自身の代わりに24時間営業をしてくれて、セールスから課金までしてくれる媒体をつくるには、サイトでの「滞在時間」を長くさせるのと同時に、「また見たくなってしまう」要素をつくるしかない。SEOでの評価ももちろん上がるが、そこで購買活動が行われたり、ファンになってくれるなどの2次行動が自然と生まれる。
    ・ウェブサイトでは、五感のうち、視覚と聴覚を刺激できる。訪問者に普段感じたことがない「刺激」を、できれば潜在意識レベルで与えられれば、サイトを見た時の脳内の化学反応が記憶され、何かのタイミングで思い出し、見たくなってしまう。物語や繋がりの要素を入れる、感動(大事なものの想起)させることを入れてみる。

    ○極上の人間関係をつくる
    ・「人間関係でしか得られないもの」は何かを、一度徹底的に書き出して、客観視してみる。最初は出てこなくて当然。脳が一度意識しだすと、24時間無意識で働き続け、ある日「ポッ」とアイデアを導き出してくれる。人間関係のイメージがガラッと変わり、受身の姿勢が「攻めの姿勢」に変わる。
    ・時間を大事にしたいなら、「付き合う人」に慎重になるべき。脳や身体は、一緒に時間を過ごす方からの見えない「エネルギー」や「情報」を摂取している。相手が自分に与える影響は、自分の感覚が1つの判断材料。相手が世間的に立派な人でも、一緒にいて「何か疲れたり、違和感を覚える」のであれば、無理に付き合う必要はない。体調がもともと悪い場合は、誰と会っても調子が悪く感じるので、自己の体調管理だけは常に徹底すること。
    ・付き合う人を厳選することで「余計な人の目」が気にならなくなり、毎日が「見えない何か」から解放される。そうすれば、余計な力が抜け、疲れることがなくなるので、エネルギッシュになれ、クリエイティブ能力が格段に上がる。誰かに愛され、誰かを愛せると、才能も開花しやすい。そういった人は誰かを自問自答すると、脳が無意識にそういった人を探し、選択できる。

    ○極上の夏休みにアップグレードさせる極意
    ・人間にとって、基本的に「何かが増えていく感覚」は「幸せ」のベースをつくってくれる。逆に何かが「減っている感覚」は「不安」や「ストレス」の源でしかない。ストレス状態が高いと、思考力、記憶力、判断能力が下がりやすくなる。人生で「毎年増えていくもの」を増やせば、幸せのベースレベルが上がる。資産(お金や脳内資産も含む)、人間関係(量より質)、アイデア、スキル(できること)を増やすのがおすすめ。
    ・時代の波には逆らえない。今後、自己責任で全てを解決させられる時代がやってくるだろう。だが、人生には「自分以上に自分の世話に興味があり、世話好き」がいることを忘れてはいけない。モヤモヤを整理してくれて、問題の本質を一緒に考え、優先順位をつけて考えてくれる存在を近くに置くとよい。
    ・まずは自分の1日を快適にする。次に、家族などの身内が快適に過ごせるためのお手伝いを行い、その後、その輪を無理のない範囲で広げていく。このリズムを自分でつくると、「与えなきゃ」という強迫観念から解放され、結果として自然と人に与えてしまう量が増え、周りから感謝される機会が増える。無理に人に与えようとしても、相手への迷惑になることもある。
    ・人間は自分のためには頑張れない。誰かのために「頑張れる生き物」であり、この人のために頑張ってみたいと思える「雰囲気や人間性」を持っている人のために使いたい生き物。これからの時代は、この「他力」のエネルギーを目一杯使うべき。今の時代は、過去において会社や国家のために頑張っていたエネルギーが蓄積され、「人のために何かをしたい」人が増えている。

  • 111冊目(11-8)

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