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- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784783709893
作品紹介・あらすじ
日本語つかいの名手、その閃き
風通しのいい部屋で ある夏の日の夕ぐれ
予告もなしに細長い棺桶が運びこまれた
ぼくはそれを釘に打ち重油をかけて焼いた
おふくろは骨だけになり今は骨箱に住む
(「部屋」)
「「知ってる ありゃあ死んだ女の声だ/ふりむけば/誰も見えやしねえんだ。」(「神田神保町」)岩田さんには会えなくなってしまったけれど、岩田宏の詩がある限り岩田宏は死にやしねえんだ」(平田俊子)。鋭く研ぎこまれた憤怒と、遊びごころをはらんだ天性のリズム。音韻的技法を縦横に駆使して現実と渉りあう、詩人岩田宏の沸騰する言葉たち。新選現代詩文庫を新装増補。詩集未収録詩篇などを新たに収める。解説=谷川俊太郎、鈴木志郎康、八木忠栄
感想・レビュー・書評
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生活者のようで非生活者、下手な比喩だがそのように感じた。
閉塞する五つの唄
悼む唄
好きな詩だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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