叛逆の十七文字: 魂の一行詩

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  • 思潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (325ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783716396

作品紹介・あらすじ

「魂の一行詩」とは何か。提唱者角川春樹が多くの一行詩作品を取り上げて論評する。精神と言葉の巨人・角川春樹の自然体な人柄が行間に読み取れるサプライズの一冊。

感想・レビュー・書評

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  • もし若者の詩離れが写実的教科書的な句によってなされているとしたら、
    角川春樹が編纂する句集はもっと広まるべきだ。

    現実をグロテスクに映し出す魅力は寺山修司に通じるものがあるが、虚構への傾倒は最小限に抑え、あくまで現実の描写から生まれるものに固執した結果の詩の数々。

    俳句でも川柳でも短歌でもない。
    魂の一行詩という新ジャンルを打ち出した前衛的句集。

  • 言いたいことはよくわかる。
    一本調子の俳句の先のもの。

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著者プロフィール

昭和十七年一月八日富山県生まれ。國學院大學卒業。父・源義が創業した角川書店を継承し、出版界に大きなムーブメントを起こす。抒情性の恢復を提唱する俳句結社誌「河」を引き継ぎ、主宰として後進の指導、育成に力を注ぐ。平成十八年日本一行詩協会を設立し、「魂の一行詩」運動を展開。句集に『カエサルの地』『信長の首』(芸術選奨文部大臣新人賞・俳人協会新人賞)、『流され王』(読売文学賞)、『花咲爺』(蛇笏賞)、『檻』『存在と時間』『いのちの緒』『海鼠の日』(山本健吉賞)、『JAPAN』(加藤郁乎賞)、『男たちのブルース』『白鳥忌』『夕鶴忌』『健次はまだか』『源義の日』など。著作に『「いのち」の思想』『詩の真実』『叛逆の十七文字』、編著に『現代俳句歳時記』『季寄せ』など多数。
俳誌「河」主宰、角川春樹事務所社長。

「2019年 『角川源義の百句』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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