小説

著者 :
  • 思潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784783735663

作品紹介・あらすじ

詩人さん、可哀相/時の流れに棹差して
輝く宇宙の微塵と消えちゃった/筋の運びに身を投じたなら
浮かぶ(物語の)瀬だってあっただろうに
(「蟻の歌」)

根底の問いかけと自在な実験性で日本の詩に深い切れ目を入れてきた著者が、「小説」なるものをキーワードに、言語の鮮烈な切断面をあらわにする。「小説」「詩人たちよ!」「イマジスト達の浴室」の3パートが鋭く交差する、四元康祐のあらたな挑戦。新詩集2冊同時刊行!

著者プロフィール

1959年大阪府生まれ。82年上智大学文学部英文学科卒業。
86年アメリカに移住。90年ペンシルベニア大学経営学修士号取得。
91年第一詩集『笑うバグ』を刊行。94年ドイツに移住。
『世界中年会議』で第3回山本健吉賞・第5回駿河梅花文学賞、
『噤みの午後』で第11回萩原朔太郎賞、『日本語の虜囚』で第4回
鮎川信夫賞を受賞。他の著作に、詩集『現代ニッポン詩日記』『フリー
ソロ日録』、小説『偽詩人の世にも奇妙な栄光』『前立腺歌日記』、
翻訳『ホモサピエンス詩集―四元康祐翻訳集現代詩篇』『ダンテ、李白
に会うー四元康祐翻訳集古典詩篇』ほか多数。2020年以後日本在住。

「2023年 『シ小説・鮸膠(にべ)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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