- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785310325
作品紹介・あらすじ
微分積分学に続く解析学として、理工系の読者が必要とする4分科を選び、バランスよく各分科を有機的に続びつけて解説した。とくに第I部では、応用上重要な線形微分方程式の解法を詳しくした。第III部では、高校における講義内容を考慮して、複素数の導入を丁寧に解説している。
2020年1月に、本文を全面的に組み直した“新装版”を刊行した。
感想・レビュー・書評
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大学1年か2年生の数学の教科書だと思う。または参考書として購入したのか?
売却せずにとっておけばよかった。(2021.9.4)
※2011.9.6売却済み詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
非公式正誤表(登録情報 1 件)
http://public-errata.appspot.com/errata/book/4-7853-1032-4/ -
どちらの先生も数学者ですが、「科学技術方面の学生諸君」のために書かれた教科書。一冊で微分方程式、ベクトル解析、複素解析を扱っていて、さらにフーリエ級数・ラプラス変換、あとは附録もいくつかあります。まさに解析学を概論してるわけですね。だから高木貞治の『解析概論』とかとは全然違くて、数学の人にはもの足りないのかもしれませんが、数学なんて道具に過ぎない!と考える人たちにとっては、すっきりしていて良い感じだと思います。今は物理数学の授業の参考に、複素解析のところを使用中。BOOKOFFで1300円でしたが、Amazonではなんと300円で売ってたりします。