行動遺伝学入門: 動物とヒトの“こころ”の科学

  • 裳華房
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785358471

作品紹介・あらすじ

 行動遺伝学は、これまで多くの研究者だけでなく一般の人々の興味も引き付けてきた。行動に遺伝的要因が関与していることがわかってから、あるいはそれ以前からも、ヒトの性格は親に似たりすることがあるのだろうかと思いを巡らす人も多かっただろう。また、身近な動物、たとえば犬や猫をみて、その行動の特徴の顕著な違いをもたらす遺伝的な仕組みは何だろうと思う人も多いかもしれない。このように、行動遺伝学は、これまで多くの人がペットや家畜動物、野生動物、さらにはわれわれヒト自身を見ながら感じていた疑問を解き明かそうとするものである。
 本書は、そのような行動遺伝学をこれから学んでみたいと思う人が、まずこの研究分野の全体像を把握する上で必要な情報を得られることを目標にして企画した。少しでも多くの人が行動遺伝学の門をたたくきっかけとして、本書が役立てば幸いである。

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著者プロフィール

国立遺伝学研究所マウス開発研究室准教授。
専門は行動遺伝学。医学博士。
著書に『マウス実験の基礎知識』(編著、オーム社)、『行動遺伝学入門』(編著、裳華房)、『遺伝子が語る生命38億年の謎』(共著、悠書館)などがある。

「2015年 『個性は遺伝子で決まるのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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