惑星のさみだれ (2) (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
3.84
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本棚登録 : 725
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785926878

感想・レビュー・書評

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  • 主人公っぽくない発言今回も連発な巻でした。
    トカゲが随所でいい感じ。

  • 後半で大きく物語が動く。ここで張り巡らされる伏線が完全に回収されるのは、確か8巻だか9巻まで進んでから。この巻までは序章と言っていい。

  • 第2巻サブタイトルは「犬の騎士」というわけで、東雲半月が大活躍です。ほのぼのとした絵柄は壮大な釣り。ガチな展開はこの巻も健在です。カバー外したところにあるネタがシュール過ぎます。
    んで、後半に東雲三日月などなど、周りを固めていくキャラが続々と登場するっぽい展開。まだまだ始まったばかり、
    そんな印象です。

  • 前巻の終わりに出てきた東雲半月の活躍と別れを描く第二巻。主人公・夕日に多大な影響を与えることになる。大人とはどのような存在かを指し示すシーンは非常に印象深い。
    氷雨が泣くシーンは本当に胸にきます。

  • かわいらしい絵柄や朝日奈家での朝食の場面など全体に流れる日常的なゆるい雰囲気と、夕日の冷酷な考えや姫の常軌を逸した野望とのギャップは相変わらずクセになります。
    この巻では、姫のためならどんな汚れ仕事もいとわなかった夕日の心がある事件をきっかけにゆらいだり、姫の野望の理由が少しずつ見えてきたりしてキャラクターの背景を掘り下げて魅力が増しています。さらに新しい騎士もあらわれて次巻への引きもバッチリです。

  • 大人が笑うのはな 大人は楽しいぜって子どもに羨ましがられるため 人生は希望に満ちているって教えるためさ
    …おれの大人論 ひひひ

    (第11話 朝日奈姉妹と父帰る)

  • 前回めっぽうウザそうな登場をした東雲半月が、いつのまにかたたみかけるようにいい人に! どんなたたみかけだ、それは。
    まあ途中の青臭い大人論は少々青臭いと思ったが(いや半月が言うのはともかく2児の父がさあ。それともあの人もまだ訳ありなんだろうか)、とりあえず氷雨さんに惚れた時点で、なんていうか「敵」ではなくなったので、良し!(ひでえ表面的な評価)
    そのへんも含めていろいろと好感度を上げた矢先に、「騎士 東雲半月(前編)」 こ、このタイトルと内容の不吉なフラグは!

    淡々とのんきに進む話の中で熱血と哀切を感動的に描くんだから、つくづく変なマンガだ。感動的なんだけど、変だ。
    正義の味方にはどうあがいてもなれない「魔王」さみだれとその騎士のために、正義の味方が尽力するという構図がそもそも皮肉だ。
    夕日とのやりとりで半月が矛盾めいた表現で提示していたのは、たぶん夕日にさみだれを救ってやれる「大人」になれという、魔王が星を砕くのと正反対のもう1つのゴールの形なのだろう。
    夢の中で夕日とさみだれがいる場所がビスケットハンマーなのだとしたら、それを振り下ろすのも彼らなのかもしれず、まだそのゴールへの道のりは遠そうだが……。
    (※身も蓋もないことを言えば、騎士の願いを使ってさみだれの病を治すとものすごくスピード解決に繋がるのだが、残念夕日はすでに祖父に使っているし物語上祖父を救わないわけにはいかないのだ。なんとも意地の悪い構造……)

    さて最後に登場した三日月だがこれまたイカれた男で、本当このマンガは狂人が多いな。彼の狂気に思わず引く夕日には「お前が言うな」の言葉をあげよう。
    しかも三日月、またも兄弟そろってウザそうな登場だ。まあ性格が性格で、しかも半月という「経緯」を通している分、兄貴の登場時よりリスキーでない気はする。これからは三日月の成長譚としての性格も持ってくるんだろうか。

  • お隣の女子に跪く大学生の騎士。トカゲは心配性。

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