- Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784785927073
感想・レビュー・書評
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下町・丸子商店街とそこにあるメイド喫茶「シーサイド」を舞台とした日常コメディ。かと思いきや、SF・ファンタジー・ミステリーまで幅広く取り入れた作品で、ゆるい雰囲気の中にも読み応えがあって好き。
2巻には表題作が収められていて、歩鳥がなんと事故に遭って死後の世界に行くという話。天国の香港っぽいサイバーパンク感に石黒先生のセンスが伝わってきて楽しい。
日常は何かの拍子に無くなってしまうもので、そして彼女が居なくなっても、それでも町は廻っていく。淡々と描かれているからこそ、その在り方が際立ってると思う。
そういえば、案内人の息子ってあのやる気ないヨハネかな?みんな死んで天国で働いてるって思うと、なおのこと深い話に感じる。
商店街の温泉旅行での真田も推理仕立てになってて面白かった。歩鳥が買った置物は紺先輩お見舞い回のやつだよね。時系列を考えて読むのもそれ町の醍醐味。風邪の紺先輩かわいすぎる。
歩鳥と弟のタケルが夜の散歩をする回も好き。子どもの頃って夜の外出や日付をまたぐって、それだけで特別だったよね。
表題作は死をテーマにして日常の大切さに触れたけど、この回では忘れていたワクワクを再確認させてくれることで日常(生きること)の面白さを思い出させてくれたなと感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第二巻
第12話それ町サスペンス劇場I
第13話それでも町は廻っている 前編
第14話それでも町は廻っている 後編
第15話パジャマの天使
第16話ナイトウォーカー
第17話出張メイドサービス
第18話穴
第19話ジョセフィーヌの夏 -
「大阪行ったらタコヤキ食べるタイプ」と言うワード滅茶苦茶に良いな。
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<Soredemo Machi ha Mawatteiru>
Digital Composting/雷門風太in竹工房 -
絵も描写も地味だけど
キャラクタも話作りもまこと結構な良いマンガ
両親の顔は普通に描いてくれたほうがよかった -
日常とSFが混ざり合ってて面白い。初めて日付を超えた日はいつだったかな。紺先輩とのコンビ好き。
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『それでも町は廻っている 回覧板』を読んで一から読み返したくなって出してきたので登録.
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"「ここ本当に『あの世』?イメージ違うんだけど
天使の輪とか三角のやつとか無いの?」
「あんなのとっくにーー昭和で廃止になりましたよ 経費削減でね」
「フーン」"[p.52]