悪役令嬢転生おじさん 1 (1巻) (ヤングキングコミックス)

著者 : 上山道郎

• 少年画報社 (2020年12月16日発売)

作品紹介・あらすじ

52歳の真面目な公務員・屯田林憲三郎は交通事故に遭う。
気が付いたらそこは学園舞台の乙女ゲームのような世界…
しかも校内一高飛車なオーヴェルヌ侯爵家の令嬢グレイスに転生してしまい!?
次にくるマンガ大賞2020コミック部門4位の期待の新作！

感想・レビュー・書評

[ざぱきちさんの感想 · 2022年4月2日]

おじさんが悪役令嬢に転生するのがいままでになくて新しい
そのおじさんも真面目ですごくいい人だし、
おじさんが考えてることがお嬢様の所作に変換されるエレガントチートがおもしろい。シャララン☆

[gakkounofushigiさんの感想 · 2021年12月19日]

すんごく刺さりました！
紙版も買って手元に置いて何度も読み返したい。

重版検討お願いします。

[あんみつ/胡桃院さんの感想 · 2021年8月4日]

まちがいなく、ここ数年でいちばん笑ったマンガ。タイトルが示す通りひねりの効いたアイデアに、ジェネレーションギャップや言葉のあやを利用したギャグの数々が素晴らしすぎる。

また、「おじさんが美少女（本作の場合はゲームのヒロイン・アンナ）に慕われる」という、いくらでも下世話になりそうな展開にも関わらず、おじさん側に下心が一切ないのですっきり楽しいコメディになっているのも良い。これはバズるべくしてバズった作品だよ！

[月渡さんの感想 · 2021年2月24日]

ツイッターで見て購入。
エレガンスチートで、おじさんも立派な貴婦人に！！
周りのキャラクターも乙女ゲーあるあるなのに、なんかちょっと違うところが愉快です。
多分このままだと、ヒロインと悪役令嬢ルートに爆走するのが目に見えていますが、おじさんはどうするのか。

[みなもさんの感想 · 2020年12月25日]

Twitterで見掛けてとても面白かったので購入。グレイス憲三郎様がとてもとても好き。

[niroさんの感想 · 2020年12月17日]

悪役令嬢ものにハマった作者が「読みたい悪役令嬢転生もの」としてTwitterに投稿した漫画が人気を博し、あっという間に商業雑誌連載までこぎつけた作品。悪役令嬢転生ものの漫画といえば《女性向けラノベを原作にコミカライズ》が定番なので、男性作者が男性読者が多い雑誌で漫画からスタートするのはかなり異例といえる。
作者は新人でもアマチュアでもないベテラン漫画家なので、作画や展開に安心感が持てる。

「見た目は麗しの貴族令嬢、中身は現代庶民のオタクなおじさん」というギャップのギャグから、「悪役令嬢の役割をこなそうとするものの、人の良いおじさんでは上手くいかない」ほんわか展開など、全体的に明るく楽しい雰囲気。（男女入れ替わりでありがちな）若い女の子の体になったのに何もしないし、女同士のドロドロや下克上のギスギスなどもなく、無双しても上品だったりほのぼのなので読後感も良い。無双のもとになるチート能力がオタクや庶民がすでに持っている（または習得可能な）スキルなので、親しみやすい。52歳・オタク・公務員という背景から、その能力を持っていることに説得力もある。
Twitter版と同じエピソードでも大幅にボリュームアップしているので、Twitter版を読んでいても楽しめる。

グレイスのデザインが見事。（髪色はアンケートで決まったものだが）金髪縦ロールでいかにも高飛車なお嬢様という風体だが、太眉なのでキツさが緩和される。少女漫画では太眉主人公はなかなかいないので（垢抜けていない印象で、読者の少女が憧れられないから？）、新鮮に感じる。
デジタル作画でたまにある、描線がドットの集合に見える・途切れて見える（白のアミトーンを貼ったような）ので薄いのと、基準枠に収まっているページが多いのが少し気になる。

[1843559番目の読書家さんの感想 · 2024年3月9日]

作者の倫理観や価値観が作品のエピソードから見え隠れして嫌な気分になる時があるけれど、この作者さんは安心して読んでいられる。一つ一つのエピソードが丁寧だと思う

[おるはさんの感想 · 2024年1月20日]

⭐︎3.5
5巻まで読んだ。

Twitterで読んで、どうしよっかなーって思ってたけど結局購入。 流行りにはのる！結論、買ってよかった。面白い。
中身がおじさんなのでおやじギャグに理解が深く、子供(ヒロインたち)は大事にする。 辛いことは何一つなくみんな幸せで良い。
元々少年漫画の作者さんだし、少々マンガの絵柄とは少し違うんだけど、異世界漫画として上手く融合してて面白い。

[ﾘｻﾘｻさんの感想 · 2023年2月2日]

数多とある異世界転生ものの中で突出した設定で面白かった
が、やはり2巻以降は目新しさもほぼ無く、ストーリーに飽きてしまった
1話完結型での連載の方がバズり続けられそう

[六月一日宮玲子さんの感想 · 2022年11月30日]

今流行りの悪役令嬢転生だが、前世は52歳のベテラン公務員。他の悪役令嬢転生モノのように、復讐が目的だったり、婚約者の王子と憎み合っているとか、死亡や追放フラグがあるわけでないようだ。そこは男性作者が描いたからということだろうか。魔法が存在し、獣人やエルフまで存在している乙女ゲームの中で、公務員としての姿勢がエレガントチートされて、能力で慕われていく。これは読み手も意外と気が楽だ。主人公の平民のアンナに慕われて、王子や他の攻略対象まで惹かれていくのは、お約束だが…