悪役令嬢転生おじさん 5 (5巻) (ヤングキングコミックス)

著者 :
  • 少年画報社
4.24
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本棚登録 : 178
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784785974060

作品紹介・あらすじ

屯田林憲三郎は妻子ある52歳の公務員だが現在、娘がしている乙女ゲームに似た世界の
悪役令嬢グレイスとして生きていた。「主人公」アンナに親目線で接するグレイス(憲三郎)は
彼女の好感度を上げようと画策するが、裏目に出て皆から好感度を上げられてしまう。
学園で1年ながら選抜組になったグレイスとアンナはダンジョン探索に入る事に!?大ヒットコミックス新刊!

感想・レビュー・書評

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  • 今巻は恋愛ADVやSLGではなく、属性魔法を使ってモンスターと戦うRPGのような《学園ダンジョン探索編》でまとまっている。異世界転生もので男性向けに多いRPG(バトルやダンジョン攻略)と女性向けに多い乙女ゲーム(恋愛など人間関係)を一作で味わえるのがすごい。世界観設定がかなりしっかりしていると改めて感じた。

    憲三郎にとって学園ダンジョンは未知の領域だが、「あらゆるゲームでダンジョン攻略をしてきた経験」と「グレイスのビーストを操作できる憲三郎の娘のフォロー」で、派手ではないけれど安心感の強いチート。今回無双したのは回復アイテムとして登場した現代の食べ物かと思わせて、ピンチに陥ったところで憲三郎がゲーマーとしての本気を見せてダンジョンを攻略していくという主人公の見せ場もしっかりある。
    生徒会メンバーも少しずつ合流したのち分断、王子達と入れ替わることでそれぞれに出番があり、攻略対象としての出番の公平さも感じた。
    憲三郎がグレイスになり変わっている謎に触れるような要素も盛り込まれていて、先の楽しみも膨らむ。

    悪役令嬢の《中の人》がいい人だと回が進むごとに悪役令嬢であることが形骸化すると思うが、この作品は主人公に《自分が悪役令嬢である自覚》と《役割を全うしようとする真面目さ》があるので、周囲の好感度が上がっても悪役令嬢であることを保っていられるのかなという印象。(ダンジョン攻略組み分けの話し合いでグレイスがハブられたシーンで、「悪役令嬢だから仲間外れにされた」と納得する憲三郎と、絶対にグレイスと組みたいアンナたちのズレが笑いを生み出している)

    3DCGを使用したダンジョン背景やモンスターと、人物や3DCGじゃない背景との作画の差が露骨すぎて気になる。デジタル作画黎明期に感じたような違和感、再び。

  • ダンジョン攻略で、憲三郎おじさんのゲーマー魂が燃え上がる!

  • ダンジョン攻略楽しいです。

  • ちょっとシリアスで大変そうなダンジョンに美味い物が出てくる自販機が登場するの好き パフェや唐揚げにピザ、おいしそう〜
    お父さんのダンジョン攻略っぷりかっこよかった

  • もう悪役令嬢転生マンガというより、RPGマンガのよう。憲三郎のゲーマー知識が炸裂。今回は学園にあるダンジョンでの不測の事態で、戦うグレース達。少々軸がわかりづらいが、世界を構成する何かとグレース=憲三郎の存在について、何らかのメッセージが届く。学園長が助けに入らなかったら、憲三郎は現代に戻れたのだろうか。

  • えっ

    おじさん分離した?!
    なになに話がめちゃ大きくなってない?
    無理矢理分離されたら憲三郎さん元に戻れないのでは?(;・∀・)ハラハラ

    美味い回復アイテムわろたw

  • 憲三郎本気のRTAが面白かった!
    今回は憲三郎の“オジサンぽさ”ではなく“ゲーマーっぽさ”が出ていて面白かったです!

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