悪役令嬢転生おじさん 6 (6巻) (YKコミックス)

著者 : 上山道郎

• 少年画報社 (2024年1月4日発売)

作品紹介・あらすじ

屯田林憲三郎は妻子ある52歳の公務員だが現在、娘がしている乙女ゲームに似た世界の悪役令嬢グレイスとして生きていた。「主人公」アンナに親目線で接するグレイス（憲三郎）は彼女の好感度を上げようと画策するが、裏目に出て皆から好感度を上げられてしまう。生徒会メンバーと学園内ダンジョンに飛ばされても憲三郎のRPG見識で無事生還できた前回。今回はグレイスの誕生日パーティーが開催されることに!?大ヒットコミックス新刊！

感想・レビュー・書評

[かおり@iRoakgさんの感想 · 2024年1月6日]

魔法の教科書を読むのが娯楽になる、ってわかりみが深い(笑)。そして、お母さんの「いったん落ち着くために美味しいものを食べる！」も同意！カッコいい！

[チョロスさんの感想 · 2024年1月18日]

6巻でまだまだ面白いのすごい！
オフショルダーでも鎖骨描写ないの新鮮

[なみよいさんの感想 · 2024年1月6日]

一瞬ではあるが現実世界が覗け、元に戻れる可能性が……
アニメ化も決まって、この後どう続くか。

[かなんさんの感想 · 2024年1月6日]

祝・アニメ化！！(๑´ω`ﾉﾉﾞ✧

アニメにしやすいだろうなぁとは思ってたけど本当に制作決定だなんてw
お父さんとグレイスの声優さん誰になるのか楽しみ

[ひろさんの感想 · 2024年1月5日]

これもアニメ化なんかwww
俺が転生してナントカカントカ的な異世界ものが一段落したら、悪役令嬢ものが次々にアニメ化している感じがする。

[niroさんの感想 · 2024年1月4日]

発売前日に作者が「驚きの新展開があるから、電子派はちょっと夜更かしして配信開始0時の確認をおすすめ」と言っていて、新展開はストーリーのことを指しているのかと思ったが、なんとTVアニメ化が決定したという。

今巻ではグレイスの兄が登場する。魔法の4属性に胃袋が4つある牛を組み合わせるというのが、すごいナイスアイディア。女性作者や少女・女性向けでは見られない設定が楽しい。
そして兄の魔法の力で、ついに憲三郎と現世の接触ができた！　これで家族3人が情報を共有できたので、家族ぐるみで攻略＝憲三郎の帰還を目指すことになるのかな？　憲三郎は自分が死んだと思っていただろうし、家族がずっとついていてくれていたと知って、心強いと思う。なんだかアツくなってきたぞ！

兄とその従者を憲三郎は「隠しキャラ」と判断していたけど実際には「追加のダウンロード要素」というのが、《昭和生まれのゲーマー》と《令和のコンテンツ》というズレが発生していて面白かった。

「校内を貸し切って誕生日パーティーをする」という悪役令嬢ならやりそうなネタでも、しっかり裏事情（校内施設の補修と引き換え）が用意されているので、悪役令嬢あるあるネタを上辺だけさらっているわけじゃないことに好感。一生徒の言いなりになっているわけではないので、学園もアホではないとわかる。誰もsageになってないバランス感覚がすごい。
魔法学校のカリキュラムなどの設定もしっかり作り込まれていて、世界観がしっかりしていることに安定の安心感がある。

……頭部が移動中のグレイスはやっぱり頭なしになっていたのだろうか。ホラー……。