教育とLGBTIをつなぐ: 学校・大学の現場から考える

著者 :
制作 : 三成 美保 
  • 青弓社
4.25
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本棚登録 : 47
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787234155

作品紹介・あらすじ

児童・生徒と学生が自分の性自認で悩まされることなく安心して学べる教育環境の整備に向けて、教育関係者の意識転換と具体的な施策が求められている。教育現場で起きている問題を明らかにし、誰もが多様な性を自分らしく生きる自由を保障する方策を提言する。

感想・レビュー・書評

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  • 【配架場所】 図・3F開架 
    【請求記号】 374.9||MI
    【OPACへのリンク】
    https://opac.lib.tut.ac.jp/opac/volume/427584

  • <2023年度男女共同参画推進センター推薦図書>
    <2022年度男女共同参画推進センター推薦図書>
    ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23740266

  • ◎信州大学附属図書館OPACのリンクはこちら:
    https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23740266


  • アメリカの女子大におけるトランスジェンダー学生の受け入れに関する章が最も興味深かった。
    そもそも女子大は、歴史的に高等教育から周縁化された女性たちに教育の機会を提供する強い意志のもと創設されていて、現状、ジェンダー的に流動的な人々は、社会生活のあらゆる場面において同様に抑圧されている。故に、女子大の彼女ら(提言の中で、5つ全ての大学が女性に特化した言語の使用を継続することを明確にしていたことも良かった。)への教育は、女子大学の長い歴史に論理的に当然の帰結としてフィットする。
    トランスジェンダー、ジェンダー的に流動的な人々の抑圧のルーツは性別二元論のシステムそのものにあり、それこそ女性蔑視や家父長制に由来するものである。だからより一層、女子大学はジェンダーに起因するマイノリティの抑圧の問題に先進的に取り組むべきである。

  • 【資料ID: 1117021131】 374.9-Mi 66
    http://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB23740266

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著者プロフィール

追手門学院大学法学部教授
『ジェンダーの法史学―近代ドイツの家族とセクシュアリティ』(勁草書房、2005年)
『同性愛をめぐる歴史と法―尊厳としてのセクシュアリティ』(編著、明石書店、2015年)

「2024年 『「ひと」とはだれか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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