歌謡曲は、死なない (寺子屋ブックス 12)

著者 : 貴地久好 高橋秀樹

• 青弓社 (2000年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

どう聴いても歌謡曲なのに、なぜ歌謡曲と呼ばずに、Jポップと呼ぶのか。愛するものを低俗として抑圧し、あらゆる要素を取り込みながら延命をはかる歌謡曲という自虐的パラドックス構造を解明し、その根底にある日本文化の特質をさぐる。

感想・レビュー・書評

[yuichiさんの感想 · 2010年9月8日]

557夜

[yupyさんの感想 · 2009年1月11日]

【目次】
　序章　歌謡曲は，死なない
第１章　歌謡曲へのまなざし
　　　侵犯しあう三つのカテゴリー
　　　つくられるヒット曲−−一九九○年代的戦略
第２章　歌謡曲を見くだすもの
　　　洋楽信奉の真実
第３章　歌謡曲である（ない）ということ
第４章　歌謡曲か否か，それが問題だ
第５章　歌謡曲への愛
　あとがき

著者プロフィール

1961年、神奈川県生まれ。東京大学経済学部、ケンブリッジ大学経済学部卒業。周辺文化評論家。

「2000年 『歌謡曲は、死なない。』 で使われていた紹介文から引用しています。」