ライブカルチャーの教科書 音楽から読み解く現代社会

著者 :
  • 青弓社
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787274229

作品紹介・あらすじ

2000年代後半以降、CD市場が縮小し音楽聴取形態が多様化するのに伴って、各地のフェス、コンサート、アイドルシーンなど、ライブ・エンターテインメント市場が音楽文化を牽引している。「音楽を楽しむこと」の意味は近年どのように変わってきていて、そこにはどのような社会的・文化的な背景があるのか。

音楽ライブを読み解くために「メディア」「産業」「法律」「教育」などの視点を解説したうえで、フェスやレジャー、アニソン、部活、アイドルなどの具体的なトピックスを基本的な知識も押さえながら解説する。

音楽とファンの関係、音楽がもつ政治性、LGBTなどの社会的なマイノリティとの関わり、ARなどの技術と音楽文化など、ライブカルチャーを概説しながら、現代社会の諸問題を考えるアイデアや論点を提示する。


まえがき

序章 ライブカルチャーの全体像

第1部 視点

第1章 メディア
第2章 産業
第3章 法律
第4章 政治
第5章 社会
第6章 アイデンティティ
第7章 教育

第2部 応用

第8章 アイドル
第9章 アニソン
第10章 ツーリズム
第11章 ライブハウス
第12章 ストリート
第13章 フェス
第14章 レジャー

あとがき

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/728679

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 軽音楽部

    請求記号:764.7/Mi
    所蔵館 2号館図書館

  • ご自身のそれまでの著作を踏まえて、ライブ(主に音楽)と社会について総合的にまとめられた労作。これはまさに教科書。シャカゲン受講生にはオススメ。

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著者プロフィール

立教大学ほか非常勤講師。専攻は社会学、ポピュラー文化研究、カルチュラル・スタディーズ。著書に『音楽と政治』(人文書院)、『ライブカルチャーの教科書』『ライブハウス文化論』(ともに青弓社)、『J-POP文化論』(彩流社)、編著に『発表会文化論』(青弓社)、共編著に『「趣味に生きる」の文化論』(ナカニシヤ出版)、翻訳書にスージー・J・タネンバウム『地下鉄のミュージシャン』(朝日新聞出版)など。

「2024年 『コンクール文化論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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