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- Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787291028
作品紹介・あらすじ
青酸カリ入りの酒を一杯二杯と飲みほしたラスプーチンに向けてピストルを発射した! しかし奴は、この私に飛びかかってきた!──。帝政ロシアに隠然と君臨した怪僧ラスプーチン暗殺の首謀者が顛末をリアルに告白する衝撃の回想録。
感想・レビュー・書評
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ラスプーチン暗殺の実行者による事件の顛末。当事者の主張としては、ラスプーチンは君側の奸でありドイツのスパイであり、彼を除けば皇帝は英明さを取り戻す筈であったが、結果は君側の奸がラスプーチン一人ではなかったことを明らかにするだけで悪は滅びず、正義に燃える暗殺者は挫折し失望するのであったというストーリー。メロドラマ的な展開は、著者の自意識と価値観のあり方をかいま見させて興味ぶかい。
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