車谷長吉を読む

著者 :
  • 青弓社
0.00
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 2
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787292261

作品紹介・あらすじ

孤高の作家・車谷長吉は、己のなかに「高い自尊心」「強い虚栄心」「深い劣等感」を、すなわち「人間の三悪」を見いだし、「文士なんて人間の屑」という。人間の業を見据えた代表作を徹底的に精読することで、車谷文学の本質を浮き彫りにする初の本格作家論。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 私小説作家、車谷長吉の評論。というより参考書である。彼を理解するのにこの本は役にたった。例えば、「赤目四十八瀧心中未遂」は”見る”がキーワードであるということはこの本で改めて知った。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1950年、茨城県結城市生まれ、2018年、没。文筆家。著書一覧:『野呂邦暢、風土のヴィジョン』(2018年)、『車谷長吉を読む』(2014年)、『三浦哲郎、内なる楕円』(2011年)、『滝田ゆう奇譚』(2006年)、『幸田文のかたみ』(2002年)、『洲之内徹という男』(1998年)、『阿部昭の〈時間〉』(1994年)、『海辺の人間――阿部昭論』(1991年)、『小さなモザイク』(1987年)(いずれも青弓社)。

「2019年 『レクイエム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

深谷考の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×