ネパールに生きる―揺れる王国の人びと

著者 :
  • 新泉社
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本棚登録 : 30
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787704122

感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    ヒマラヤの美しい大自然に囲まれたのどかな暮らし―。
    そんなイメージとは裏腹に、反政府武装組織マオイスト(ネパール共産党毛沢東主義派)との内戦状態が続き、王国は大きく揺らいでいる。
    ネパールに通い続ける写真家が、軋みのなかに生きる民衆の等身大の姿を内側から丹念に活写。
    10年間の取材を集大成した、珠玉のフォト・ノンフィクション。

    [ 目次 ]
    プロローグ ヒマラヤの向こうへ
    児童労働 こどもたちの現実
    王宮事件 見えざる王室の闇
    マオイスト(銃を取る若者たち;出口なき混迷)
    グルカ兵 忘れられた兵士たち
    アウトカースト・バディ 逃れられない宿命
    エイズ 日常に潜む影
    東電OL殺人事件 夫の無実を信じて

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 朴訥。

  • インドでたくさん会ったネパールの人。でもその国のことは何も知らないなぁと思ってとった本でした。
    あの国がはらむ大きな問題は、日本にはほとんど届いてこないけど、読めば読むほど、知らずに「笑顔の素敵な人々だ、のどかでよいな」とか思ってた自分に唖然とする。なんでこんなに大きな問題なのに今まで知らずにすんだんだ。


    マオイストの問題とグルカ兵の問題に興味をもつきっかけになりました。
    卒業までにネパール一人旅します。決定。

  • 政情不安定で揺れる国もネパール。
    美しいヒマラヤで有名なのもネパール。
    国家は、いつも二面的だ。
    光と影。
    そこで生きていく人たち。

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著者プロフィール

1972年神奈川県横浜市生まれ。ノンフィクションライター。写真週刊誌カメラマンを経てフリーランスに。『マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅』で第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。著書に『黄金町マリア――横浜黄金町 路上の娼婦たち』(亜紀書房)『花電車芸人』『娼婦たちは見た』(KADOKAWA新書)『日本殺人巡礼』 『青線 売春の記憶を刻む旅』(集英社文庫)(亜紀書房)などがある。

「2022年 『裏横浜 グレーな世界とその痕跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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