古墳時代の地域社会復元・三ツ寺I遺跡 (シリーズ「遺跡を学ぶ」 3)

著者 :
  • 新泉社
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  • Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787704337

作品紹介・あらすじ

群馬県南西部には、イタリア・ポンペイのように、榛名山噴火の火山灰の下に五世紀の景観と生活の跡がそのまま残されていた。首長の館跡を中心に、古墳・水田経営の跡・農民の住居跡の発掘調査や渡来人の遺物などから五世紀の地域社会の全体像を復元する。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。古代の首長館としか言いようのない巨大施設。その3/4は、まだ調査されていない、というのが、なんとももったいない。それにしても、導水施設が二つあって、カミとシモがある、というのは巻向遺跡と全く一緒ですな。カミの方は、今の神社のお手水施設のようなイメージ? シモは小屋だったらしいですが。工芸品の生産所でもあったらしい、とのこと、実は居館ではなく、役所みたいなところだったりしてね。

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著者プロフィール

明治大学教授

「2023年 『はじめて学ぶ考古学〔改訂版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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