本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787706362
作品紹介・あらすじ
奈良盆地西部の馬見丘陵に四世紀末から六世紀にかけて築かれた二五〇基を超える大古墳群。巣山・新木山・築山古墳など大王級の古墳を中心としてさまざまな古墳が分布する。大和盆地を東西に二分する勢力、天皇家と葛城氏の興亡を背景とした古墳群の盛衰を語る。
感想・レビュー・書評
-
馬見古墳群は非常に大規模なもので、この本はあくまでも入門書である。
古墳時代以降も当然人々が暮らしているので、古墳は削平されたり環濠を農業用水として使用されたりするなどといった形で現在の人々と共存している。
遺跡のごく一部は馬見丘陵公園として河合町・広陵町にまたがる形で整備されているが、現地を歩き回って周辺の景観なども眺めると楽しい。この本は散歩の友として良いと思う。ちなみに広陵町には竹取伝説があり、河合町はゾウの化石(こちらは古墳時代以前。)も出土しているそうである。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
編年図があればもっとよかったんだが、代表的な大型古墳のみの簡易なものだけだった。
個々の古墳については中小古墳も削平されてしまったものも解説されている。
全3件中 1 - 3件を表示