超訳 易経 陰―坤為地ほか

著者 :
  • 新泉社
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本棚登録 : 69
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784787720184

作品紹介・あらすじ

中国最古の思想哲学の書として、西洋哲学にも大きな影響を与えてきた「易経」。その中から陰の卦(か)の代表である「坤為地(こんいち)」を中心に17の卦(か)を取り上げて、やさしく解説した超入門書です。『超訳 易経 陽―乾為天(けんいてん)―』(新泉社)とセットで読むことで、易経の理解がより深まります。
先行きの見えない混沌とした世の中を生き抜くためには、どのように行動し対処すればいいか。易経には、その具体的な解決法、処世術が書かれています。
中国古典の四書五経のトップに挙げられる経書「易経」は、「自然の循環はもとより、人間社会も栄枯盛衰をくりかえし、久しく永続していく」と説く、まさにSDGsな考えにもとづく実践哲学の書なのです。
みんなの易経として多くの読者に愛されてきた『超訳・易経 自分らしく生きるためのヒント』(角川SSC新書)の増補改訂版です。

感想・レビュー・書評

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  • 5

  • リーダーの為の指南書だとか儒教思想の真髄だとか言っても、本質は占いなのだ。確かに各卦の教えるところ一つ一つは人生の指針になっているのだが、今自分がどの卦に従うべき状況にあるのかは自分ではわからない。そこは筮竹に答えを出してもらうしかない。
    内容は面白い。もう少し体系的に易を説明してもらえると更に良かった。

  • 易経の読み解き。
    ジタバタしないということ。連作でこちらは陰陽の陰。
    易であり易でなく君子易をせずの易経的弁証法視点となる中するの考えは分かり易い。
    陽のもので埋まる世界より借福のかまえ。
    あくまで考え方の一つ。著者の前作を数年前に読んだが改良版なので中身はあまり変わらず。
    あとは現代がどの卦かは気にしておきたいぐらいで。

  • 最高

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著者プロフィール

易経研究家。東洋文化振興会相談役。
1949 年名古屋市生まれ。中国古典『易経』を、占いでなく古代の叡知の書としてわかりやすく紹介。全国の企業、官庁で講演やセミナーを開催している。『易経』全文を読むのに14 〜15年かけるNHK文化センター(名古屋)「現代に生きる『易経』入門」講座は今年で26年目になる。
主な著書に『超訳 易経 陽―乾為天―』『超訳 易経 陰―坤為地ほかー』(ともに新泉社)、『人生に生かす易経』『経営に生かす易経』『「易経」一日一言』、CDシリーズ『易経講座』1〜6(いずれも致知出版社)、『易経入門~64 の物語に学ぶ生き方』(CD 全13 巻/ユーキャン)などがある。

「2022年 『春の来ない冬はない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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