猫の伝説116話―家を出ていった猫は、なぜ二度と帰ってはこないのだろうか?
- 新泉社 (2013年3月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784787763280
作品紹介・あらすじ
かわいくて、気まぐれで、気ぐらい高く、いまだ野生を失わず、どこか、不気味さも秘めて、すこし悲しい-古くから人間の文化の懐深くで愛され、語り継がれる全国各地の猫の伝説。
感想・レビュー・書評
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古くから 日本各地で伝えられている猫のお話が
116話も満載されていました。
猫好きの私が 読んでいなかったとは~~~
という訳で 読みました。
猫にまつわる話の多いこと~~
人の言葉を話す子。踊る子。
狐や狼とかとの かかわりとか。
招き猫の由縁とか。猫の絵とか。
猫が湯治していたり、芝居を演じたり。
猫に小判じゃないけど、小判とからんだり。
飼い主の為に命をささげる子や、反対に飼い主に取り憑く子とか。
豊富なお話が沢山でした~~~詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024年3-4月期展示本です。
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江戸時代には喋る猫がいた!?
配置場所:2F手動式書架
請求記号:388.1||Ta 87
資料ID:W0172521 -
全国各地に伝わる猫の伝説を集めた本。
1つ1つの話は短くて、結末に納得がいかないものもあるけれど、まんが日本昔話を読んでいる様で、寝る前に3話位読むのが楽しいかも。
猫好きとしては、化け猫が退治されてしまう話が辛かった。
各地に似たような話があるという事は、猫が化けたり踊ったりしゃべったり、という事が、本当にあったのじゃないかと思えてきました。 -
古来より伝わる、猫にまつわる116話。
人を襲う大猫、化け猫あり、恩返しあり、狐狸のように変化あり。
思った以上にバラエティ豊かで、そして残酷だったり。
現代猫とはちょっと結びつかない点も。
昔の猫とは種類がちょっと違うのかな?
そして普通に牡の三毛が多くてびっくり。 -
動物の怪談って何?
となると思い浮かぶのは、猫だったりしますね。個人的に。犬より猫。
もともと、猫って得体のしれない側面があるので、普段何気なく接していながら、あやしさ満点です。犬は、怪談より呪術って感じです。
なので、結果としては犬の方が怖いです。
そんな猫の怪談類話集です。