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- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788506114
作品紹介・あらすじ
持続する衝撃力、20世紀最大の知の革命。世界を席巻したラディカル・フェミニズム=ウーマン・リブの爆風から、最新のジェンダー分析の展開まで、フェミニズム理論があらゆる学問・思想にあたえた衝撃力の大きさ、認識の深さ、射程の広さ、想像力をかきたてつづける魅力の全貌に迫る。15の諸潮流・テーマで読むフェミニズム最前線。
感想・レビュー・書評
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少々古いが、数あるフェミニズムの分野と系譜、主義主張を一冊にまとめた本。
今日では議論や研究が進んでいるので、この本にある以上の分野や領域が見出されているが、基本的なフェミニズムの立脚点と展望を概略的に見通すのには好適な一冊。
もうちょっと新しいものでこういった書籍が出るとありがたいのだが、今は数巻もので出ているものばかりで、一冊にフェミニズムの見取り図が描かれているような書籍は見当たらない。一種の学問的言説としてフェミニズムが捉えられ批判されるようになってから、フェミニズム自体がジェンダー学に発展解消してしまっているという側面もあり、今後はフェミニズムとしての学問的展望を捉えた論というのが存在しなくなる可能性もある。その意味では最後のフェミニズムの貴重な一冊とも言えるかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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