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- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788506756
作品紹介・あらすじ
重い知的障害をもちながら20ヵ国語を読み、書き、話すクリストファの謎、その知的障害と非凡な言語能力との極端なズレをどう理解するか。彼は、人間一般の脳のしくみと働き、言語と思考の関係について何を語るか。
感想・レビュー・書評
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本格的な学術書だった。
研究テーマを探していた学生時代なら大喜びで読んだと思う。
エンタテインメントとして読書している現在のわたしには厳しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「どの単語がどの構文で使えるかという事は、一つ一つの単語について決まっている。それは意味から類推することはできない。このような制約は原理やパラメータによって与えられるのではなく、子供達はどの単語がどの構文で使えるのかを一つずつ覚えていかなければならない。言い換えれば、普遍文法から与えられた原理とパラメータに加えて、語彙を学習していくことによって、文法が形作られていくのである。」
受験英語、それだけに限った話じゃないけれども、このことを勉強しているときに忘れがちになる、と思うので本文より拝借。大したことじゃないけどこれを意識していないと学習方向間違えるぞ、と。
本自体については貸し出し期限で本を返してしまったので途中までしか読めてません。いずれ再チャレンジしたいです。 -
言語の習得に天才的能力を発揮するサヴァンの研究記録
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