ある言語天才の頭脳: 言語学習と心のモジュール性

  • 新曜社
3.00
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788506756

作品紹介・あらすじ

重い知的障害をもちながら20ヵ国語を読み、書き、話すクリストファの謎、その知的障害と非凡な言語能力との極端なズレをどう理解するか。彼は、人間一般の脳のしくみと働き、言語と思考の関係について何を語るか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 本格的な学術書だった。
    研究テーマを探していた学生時代なら大喜びで読んだと思う。
    エンタテインメントとして読書している現在のわたしには厳しかった。

  • 「どの単語がどの構文で使えるかという事は、一つ一つの単語について決まっている。それは意味から類推することはできない。このような制約は原理やパラメータによって与えられるのではなく、子供達はどの単語がどの構文で使えるのかを一つずつ覚えていかなければならない。言い換えれば、普遍文法から与えられた原理とパラメータに加えて、語彙を学習していくことによって、文法が形作られていくのである。」

    受験英語、それだけに限った話じゃないけれども、このことを勉強しているときに忘れがちになる、と思うので本文より拝借。大したことじゃないけどこれを意識していないと学習方向間違えるぞ、と。

     本自体については貸し出し期限で本を返してしまったので途中までしか読めてません。いずれ再チャレンジしたいです。

  • 言語の習得に天才的能力を発揮するサヴァンの研究記録

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

スミスとアロットは著名な言語学者

「2019年 『チョムスキーの言語理論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ニール・スミスの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×