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- Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788512801
作品紹介・あらすじ
◆学校・教師・研究者の協働から生まれるもの◆
教育の場では、校内暴力やいじめ、不登校、学級崩壊、学力低下、携帯依存など、さまざま問題がつぎつぎと持ち上がり、その解決には、教師・生徒・地域の人々、教育研究者が協働して取り組むことが求められています。しかし教育研究者には、学校訪問ひとつとっても、さまざまな困難があります。本書は、そういう困難の背景を探り克服する方途からはじめて、学校臨床社会学の基礎となる視点や諸概念、学校に介入的に参画する臨床社会学の方法を丁寧に解説しました。後半では実際の実践的な調査研究を紹介して、基礎知識を具体的な問題に即しながら理解できるよう配慮されています。研究を志す人だけでなく、現職の学校教員、保護者にも関心をもって読んでもらえる一冊です。著者は、小社刊のロングセラー『教育言説をどう読むか』(及び同続編)の編者。