- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788513204
作品紹介・あらすじ
◆超ロングセラー待望の新装版出来!◆
御愛読いただいてきました『魂の殺人』が新装版となって甦ります! 世界各
国で翻訳された名著であり、独裁者ヒトラーの悲惨な子ども時代の描写が圧巻
ですが、日本でも1983年の初版以来、子どもの暴力や犯罪などの事件、教
育問題が起こるたびに紹介され、注目を集めてきました。訳者の山下公子氏が
「苦しんでいるかもしれない方のためにこの本を訳しました」と述べているよ
うに、いじめ・幼児虐待に取り組む教育・福祉・心理関係者、子育てに悩む両
親、親子関係に苦しむすべての人に、本書が役立つことを願ってやみません。
また「自分の心の穴を知り、親への思いを見直す」ことができる書です(読売
新聞読書欄「本のソムリエ」國分功一郎氏書評、12年10月21日)。本新装版を
ぜひ貴店にご常備下さい。
感想・レビュー・書評
-
安冨先生の論にたびたび引用されるアリス・ミラー、なので関連本ではありますが、もともと恐ろしげなタイトルは知っていた。アダルトチルドレン系心理学本、ではなくガッツリ児童虐待と社会論でした。アリス・ミラーさんにはハッキリと見えるんだ、社会に噴出する暴力や自己破壊衝動は、子供が感じることを禁止されて感じなくなった「憎しみ」の表現だと。親から子へ連鎖するからこそ世の人が否認するこの魂の作動(反復強迫)で、ナチス第三帝国を歓迎した国民の心性、アドルフ・ヒットラーの「虐待された子」としての生育史などをスパスパ解説していく。よくわかる。面白いです。厚くて字が小さいけど一気に読める(2019-08-19)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3つ子の魂100までということわざをよく理解できる本だった。
-
医学部分館2階書架:367.3/MIL:https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410163477
-
序盤で返却期限きた
-
虐待の見方から、世界の見方も変わる本。被虐待児でなくても、あらゆる人間が読むべき。
-
SDGs|目標16 平和と公正をすべての人に|
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/778716