- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788514799
作品紹介・あらすじ
◆寝不足の脳では何が起こっているのか?
寝る間を惜しんで努力することを勧める文化のもと、まじめに頑張る人ほど睡眠を削り、生活リズムや体調も崩しがちです。夜遅くまでのスマホ使用や部活動、塾通いなどに追われる若者の睡眠時間は減る一方で、集中力や意欲が低下するだけでなく、どうしても朝起きられず、登校困難に悩むケースも少なくありません。睡眠外来を訪れる中学・高校生の具体的な事例をあげつつ、最新の睡眠研究のデータや多様な統計資料を駆使し、限られた時間の賢い使い方を提案します。若者だけでなく、まわりの大人たちにもぜひ読んでほしい一冊です。
感想・レビュー・書評
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睡眠不足の問題がわかった。集中力の低下はこれまで知っていたが、肥満や体調にも影響がある。
睡眠の長さだけでなくて、生活リズム、食事のタイミング、色々大事。
勉強とか活動に夢中になると生活習慣乱れがちなので気をつけたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社会構造への問題提起までしている本。専門的な説明もあり、納得できる。ただ、日本語が美しくない。
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【どんな人が読む】
・睡眠に問題を持っている子供を持つ親、教育に携わる人
・睡眠について知りたい人
【文章】
語りかける口調で書かれているが、易しくはない。
お医者さんが書いた本なので、データの引用や専門用語の解説があって、時折理解しがたい。そこは飛ばして読んだ。
【得たこと】
・人によって必要な睡眠時間は異なる。
・成長ホルモンは眠り始めに分泌されるので寝る時間帯は関係ない。
・社会適時差:遅寝早起きで眠りを削った平日と寝不足分を取り返すために朝寝坊になる休日との睡眠時間や時間帯のちがい。ふだんの睡眠時間の1.5倍以上を休日に取るのは心配とのこと。
・寝る前に朝○時に起きると念じて寝た方が気持ちよく起きられる。
・50年前、日本人は八時間以上寝ていた。
【その他】
不眠などで子供たちを診察している先生の暖かみを感じる一冊だった。
健康や充実した仕事、勉強の為には気合いや根性じゃなく、しっかり休むことが大事だと伝わった。 -
特別疲れているときでないかぎり、「朝起きられない」ことはないのですが、睡眠のとり方についてはよく知っておきたかったので手にとりました。
「寝るなんてたるんでる」とこども時代に言われ、部活でへとへとになっても勉強もしなくてはいけなくて、慢性的な睡眠不足で育ちました。
大人になってから「〇時間睡眠が必要」、と言われ、今度は不安でないといえば嘘になります。
結局、眠気は我慢してもどうなるものでもありませんし、仮眠すれば解消するわけでもないことがよくわかります。そして、生き物である以上、一律に何時間寝ていれば大丈夫、何時間未満はダメ、といえないことも、当然です。
「午前中に眠気を感じずにすごすことができる」状態をひとつの目安にすること、この先もつづけていこうと思います。 -
早起きして勉強とかいろいろしたいのにいつもギリギリまでねてしまう。
布団の中でなんどもおきようとするけど眠気に勝てない。。
・どうやったら起きられるのか
・なぜ起きられないのか
を知りたくて読んだが
結構難しくてwなかなか頭にはいってこなかった←
寝不足をすると感情的になったり太る(これは寝すぎてもだけど)ので早めに寝よう
規則正しい生活をして、リズムをつくるのが大事のよう -
《この本を選んだ理由/おすすめコメント》
眠りに関して悩んでいる人が多いと思います。
質の良い眠りを目指すのに役立つと思います。
(薬学部 薬学科)