プライヴァシーの誕生―モデル小説のトラブル史

著者 :
  • 新曜社
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 42
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788516854

作品紹介・あらすじ

魯庵『破垣』から藤村『春』、三島由紀夫『宴のあと』、そして柳美里『石に泳ぐ魚』まで、スキャンダルを引き起こしたり裁判になった「モデル小説」を題材に、「プライヴァシー」という概念がいかに成立してきたかを、「表現の自由」との相克のなかにたどる。

*描かれるモデルの人権が強まるなかで文学はいかに生き延びうるか、大胆に提言する
*人間の覗き趣味とセキュリティ意識のバトルのなかに「表現と人権」の問題をさぐる

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 三島由紀夫、柳美里……実在の人物を書いた「モデル小説」のトラブル史が映し出す社会と文学の変化|日刊サイゾー
    https://www.cyzo.com/2020/10/post_256469_entry.html

    プライヴァシーの誕生 - 新曜社 本から広がる世界の魅力と、その可能性を求めて
    https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b524592.html

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

名古屋大学大学院人文学研究科教授
著書に『プライヴァシーの誕生 モデル小説のトラブル史』(新曜社、2020)、『文学の歴史をどう書き直すのか 二〇世紀日本の小説・空間・メディア』(笠間書院、2016)、『ジャパニーズ・アメリカ 移民文学、出版文化、収容所』(新曜社、2014)などがある。

「2023年 『なんで日本研究するの?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

日比嘉高の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×