- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788517264
作品紹介・あらすじ
大学に蔓延する緊張感のない講義、過剰サービス、マニュアル化に甘んじてはいられません。あふれる情報の中から本質を見抜く思考力が求められる今こそ、社会学の出番。著者の授業例をもとに、知識偏重を脱して大学で頭を鍛える学び方を伝授します。
感想・レビュー・書評
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大学の教員が教育改革にどのように取り組んでいるかの実情報告である。この著者の講義は魅力的らしく、学生たちがおおむね真面目なようだ。その時点でかなり特殊例なのかもしれない。
日本の学生は私がそうであった頃に比較すれば真面目になっているだろう。ただ、本書でいう自学自修がどの程度できているのかは極めて疑問だ。ほとんどが不真面目な学生だが、中には突き抜けている人がいた時代から、ほとんどが真面目だが与えられることをこなすだけの大学生へと変わっている気がする。これもまたステレオタイプにすぎないが。
日本の大学をそして日本という国を再建するためには、教員にもそして学生にも意識改革が欠かせない。そして試行錯誤を繰り返してきた人を評価する仕組みを作らなくてはならない。改めてそう感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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東2法経図・6F開架:361A/I57s//K