クリエイティブの授業 STEAL LIKE AN ARTIST "君がつくるべきもの"をつくれるようになるために
- 実務教育出版 (2012年9月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
- / ISBN・EAN: 9784788908055
作品紹介・あらすじ
◆ニューヨークタイムズ・ベストセラー、待望の邦訳!
感想・レビュー・書評
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クリエイティビティを開花させるには「オリジナルにならなきゃ!」という考えを一旦すて、自分が好きなものをじっくりと観察し、好きな者同士をかけ合わせたときにどうなるか、試してみろといっている。それが結果的に「オリジナル」になるのだと。
開発者として働いているが、開発が天職とは思っていない。なにか別の方法で、自己実現をしたいと考えている。例えば、イラスト、ポッドキャスト、YouTube。それがお金にならなくてもやりたいと思っていることがいくつかある中で、いま定職について、創作に使う時間があるこの環境はベストなんだなと改めて実感した。背中を押してくれる本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても前向きになれる本
クリエイティブに生きるとはどういうことか。
決して特別なアーティストだけの生き方ではなく、
一般人として生きている僕たちもこの考え方を
参考にすべきなんだな、と感じました。
どんどん人の良い所を盗んで、
自分に取り入れて、シェアして、自分の世界を
作り上げて行くことがどれほど大切か。
「ケンカしている暇があるなら、何か作りなさい」
ホントまさにその通り。
他人に集中しすぎて、自分の時間を無駄にしていることが
多すぎる。世の中の人も、僕も。
パソコンを閉じて、本を読む・文章を書く・
絵を描く・何かを作る。 そこからしか自分は生まれない。
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水溜りボンドのカンタがYoutubeで激推し(気に入った人に渡している)していたので、読んでみた。
多種多様なクリエイティブな偉人の名言、格言がページを開くたびに散りばめられていてそれを眺めるだけでも前向きになれる一冊。
アーティストは、0から何かを生み出しているのではなく、盗むものを観察しベースに肉付けしている。自分自身を創造するものを選び追求し、盗む。これが大事。
クリエイティブな仕事をしている人は必ず読んでほしい。また。また、そうでなくても仕事や趣味に少しでも彩りが欲しい人にもオススメできる。 -
クリエイティブのコツや注意点について、簡潔にイラストを交えて書いてあり、とても読みやすかった!
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30分〜1時間程度あれば誰でも簡単に読めてしまうほどの分量ですが、内容はとても濃いものです。「芸術とは盗むことだ」というピカソの有名な言葉を皮切りに、数々の著名人の名言を散りばめながら、クリエイティブにおける本質的な意義を述べています。本書に関しては、とりあえず読んでみるのが最も手っ取り早いかと思いますね。仕事や趣味で何らかの制作作業を担っている人なら誰でも心に通ずるものがあると思います。時折手に取って何度も読み返したい本ですね。
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著者本人も明記している通り、古いアイデアではあるけれど普遍的なものが書かれている。
簡潔でとても読みやすく、ちょっとでもクリエイティブに関わる人たちならうんうんと頷きながら読み進む手が止まらなくなるだろう。
ちょっと立ち止まってしまったときなどにペラペラとすぐ開けるようにそばに置いておいた方がいい本。
勇気とパワーをくれる良書。
載せてある名言のチョイスも良いし、あえて定職に就くというアドバイスは、そうか!となる。
何を得たいのかで決めればよかったんだなと気づかせられた。 -
人間の手でパーフェクトなコピーは作れない。だからこそ何回も繰り返してそれを自分のものにしていく。そこに居場所を見つける。
簡単そうに思えて、難しいし、途方もなく時間のかかる作業。シンプルなルールばかりだけど、大切な基本のルール。
一番重要に思えたのは、自分探しは後回し!!!というところ。まずはやるべきことをやれ!! -
新宿のブックオフで手に取る
メンタルが沈んだときに励ましてくれるようなメッセージがいくつもあって気持ちが明るくなった
メモ
0からオリジナリティをつくることは難しい。なら、自分が尊敬する事物者を複数取り込むのが〇 -
ものづくりに興味ある人には一度は目を通してもらいたい本です。原題を直訳すると「アーティストのように盗め!」。著者もアーティストなので、かっこいい手書き文字のページも多い、楽しい本です。内容も、偉い人が顔をしかめそうなはっちゃけたクリエイティブ論で、「できるまではできるフリ」とか、「よい盗み方と悪い盗み方」「ゴミからはゴミしか作れない」「天才の隣に立つ」といった、身もふたもないけど、ものづくりや研究で行き詰まっている時には役に立つ部分が満載です。また、なぜか最後のページは、落書きスペースです。
(教員 推薦)
(特集:「先生と先輩のすすめる本」)
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