だから、読み手に伝わらない! (もう失敗しない文章コミュニケーションの技術)

著者 :
  • 実務教育出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788910904

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスメール作成時に非常に参考にしています。

    少しの気遣いで、
    読みやすく、伝わりやすく。


    事務職生活も長く、ビジネスメールのやりとりも長くしてきましたが
    再発見
    基本ってやっぱり大切

  • 新社会人には是非とも読んでほしい。

    長く社会に出ている人も、
    時々この種の本を読んで、その時代に合ったコミュニケーション方法をアップデートするといいと思う。
    いつまでも古い時代の常識を偉そうに振りかざすような人にならないために。

    特に最終章のSNSに関する部分は、子どもにも伝えたいと思った。

  • 丁寧語や、ワンクッション置く言葉、添付する時に必要なチェック、携帯メールとパソコンメールの違いなど、分かっている様で出来ないところが丁寧に書いてあるので活用し、実践したい。

  • 発掘本!これは良い本です。とくに新社会人になる人には、とてもためになるのではないでしょうか。ここに書かれてあるメール文章の基本ルールをマスターするだけで一目置かれる存在になるでしょう。基本ができていない社会人はたくさんいるので。

  • メールやSNSなどで文字だけのやり取りが当たり前になった現代。この本は必読といってもいいかもしれません。結構無意識にやっていたこともこの本を読むとなるほど、と思います。非常に文章技法が整理されていてわかりやすい。これはオススメです。

  • 書評(667)だから、読み手に伝わらない! 山口拓朗著 実務教育出版

     今回の本は『本が好き!』様からの献本です。ありがとうございます。

     今回の本のサブタイトルは『もう失敗しない文章コミュニケーションの技術』だ。著者も述べているが、対面での会話と違って文章だと書き方一つで印象が変わってくるだけに注意が必要だ。
     
     最初に取り上げているのは、「文章を書くときの原則は一文一義」。1つの文章には1つの情報に絞って書く。あれもこれも盛って喜ばれるのはバイキング料理ぐらいだからなあ。

     「具体的な表現を心がけよう」では、あいまいな表現では意図が伝わらないので具体的な数値や場所などを示すのがよいと述べている。例として挙げているのが次のものだ。

     NG文 最寄りの駅からけっこう歩きます。
     OK文 最寄りの銀座駅から15分ほど歩きます。

     NG文とOK文とでは分かりやすさが違う。

     あいまいといえば、「霞が関文学」で有名な官僚が書く文章がある。意図的にあいまいにして「~等」などと書いてどうとでもとれるような形で書いて自分たちの都合の良い解釈を取ろうとする。モヤモヤしてモザイクがかかっていてもいい世界は役所ぐらいなものだ。
     
     「自分を盛り過ぎない」では、必要以上に自分を飾るのは止めようと指摘している。「薄化粧」、あるいは「厚化粧」して見た目を良くしても違いの分かる人にはわかるのだから。「レリゴー」が一番だ。

     他にもいろいろと呼んでいてためになるところがあった。文章を書くものとして気を付けていきたい。

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著者プロフィール

伝える力【話す・書く】研究所所長/山口拓朗ライティングサロン主宰
出版社で編集者・記者を務めたのちに独立。25年間で3500件以上の取材・執筆歴がある。現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて「論理的なビジネス文章の書き方」「好意と信頼を獲得するメールの書き方」「売れるセールス文章&キャッチコピーの作り方」「集客につなげるブログ発信術」など実践的ノウハウを提供。2016年からは300万人のフォロワーをもつ中国企業「行動派」に招聘され、中国の6大都市で「Super Writer養成講座」を定期開催中。著書に『「9マス」で悩まず書ける文章術』(総合法令出版)、『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則』(明日香出版社)、『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』(日本実業出版社)、『会社では教えてもらえない ムダゼロ・ミスゼロの人の伝え方のキホン』(すばる舎)などがある。文章作成の本質をとらえたノウハウは言語の壁を超えて高く評価されており、中国、台湾、韓国など海外でも翻訳されている。

「2021年 『1日1分で文章が勝手にうまくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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