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- Amazon.co.jp ・本 (186ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789607384
作品紹介・あらすじ
東日本大震災、すべてを失い、荒涼とした被災地に立ちつくす人々-。「もし神がほんとうに愛なら?」切実なこの問いかけへの一つの答え。
感想・レビュー・書評
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第1章 神頼みの神からの脱却
第2章 人生の残酷さと、どう向き合ったらよいのか
第3章 「怒る神」から「憐れみの神」へ
第4章 キリスト教に対する戸惑いと違和感
第5章 一神教の神の難しさと魅力
第6章 遠藤周作の西欧世界との遭遇、キリスト教との遭遇―作品『留学』から『沈黙』へ、『沈黙』から『深い河』へ
第7章 キリストがもたらした「福音」とは?
第8章 キリストがもたらした神理解の大転換と価値観・世界観の普遍性
著者:森一弘(1938-、横浜市、カトリック司教)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者は彼の神に仕えており、これは著者の本だから何を書こうが勝手だろう。
しかし、許されないことの例えとしてヒトラーの虐殺を書いていますが、彼の宗教が十字軍で行った虐殺には全く触れていません。
ヒトラーの虐殺で史実と言われるような数の死体は全く出て来ていませんが、数千万人を虐殺したスターリンや毛沢東にも触れていません。
規模は小さいですが、女子供まで惨殺した旧約聖書のヨシュア記についても触れられていません。
人権的なものを語りたいなら、イエズス会が行っていた硝石と日本人女性の奴隷貿易をどのように総括されているのでしょうか。
著者の神が下した異教徒の虐殺と愛について、次回作を楽しみにしたいと思います。
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