この人はなぜ自分の話ばかりするのか: こっそり他人の正体を読む法則 (ヴィレッジブックス N テ 1-1)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2001年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789717779
感想・レビュー・書評
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インパクトのあるタイトルだが、身ぐるみはがされるほどのことが書かれているわけではない。原題が「人の読み方(reading people)」であるといえば、分かりやすいだろうか。人を見るときに、言葉や仕草、目の動き、表情様々なことを見ている。様々な特徴から、自分に正直であるとか、嘘をついているとか判断するというもの。その具体例がたくさん書かれている。ただし、そわそわしているから嘘をついているとは限らず、極度の緊張で落ち着かないのかもしれない。ひとつのことを一方的に決めてはいけないということも多々書かれている。
あまりに多すぎて、自分で吸収しきれなかったが、唯一できそうなことは『直感を鍛えること』。直感とはぴーんとくること。何だか分からないけれどそんな気がするというもの。直感はなんとなく感じるのではなく、過去の経験、見たこと、聞いたことなど、自分の中にある全ての情報の中から出てくるものらしい。そのなんとなくの部分を、なぜそう思ったのか掘り下げることによって確実なものになっていく。色々な物や人を観察することで自分の倉庫が広がっていくので、直感が働くようになるらしい。
母親が子供が具合が悪かったり、男性が嘘をつくと女性にすぐ分かるというのは、よく観察しているため、いつもと違う動作をしたり口調だったりするとぴーんとくるそうだ。きっと女性の方が観察力に優れているのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『アメリカン・ロイヤー』誌から「予見者」の称号を与えられた陪審コンサルタント、ディミトリアス博士の一冊。
自己開示、フットインザドア、フェイスインザドア、ローボールテクなどなど、紐解けば、心理学の基本。
言葉とボディランゲージに特化されており、凄く分かりやすい。ありきたりのハウトゥー本とは一線を画すね。
アメリカ人著者だが、凄くに日本の文化にも適用できる内容なので驚いた。こういう人間の心理的な面では、国籍や文化の違いは凌駕するのかな?
本文内容では、その人がおかれる環境や育ってきた文化背景を大切にせよと記されていたが...
しかしながら、この陪審コンサルタントの洞察力、観察力を日常生活レベルで習慣化させるのは中々に疲れそうですな。
ただ、努力すれば慣れるもの。著者もおっしゃっていましたが。
凄く基本的なことなんだが、これを半永続的に常に意識して使用することが大切ね。
半年おきくらいで、自己確認の為、読み返したい一冊でした。 -
知ってることが多く、新たに知識が増えた感じはしなかったです。
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これは題名が意訳ではなく別物。「人の読み方(reading people)」では
人目を引かず売れないのかもしれないけれど…。 -
タイトルが秀逸すぎで内容を越えてしまった…。
原題の方が内容を正確に表しているけど、それでは格段にこの本を手に取る人が少なくなるだろうしなぁ…。
ただ、内容はきちんと原題に沿って丁寧に書かれているのでタイトルだけで買わせるより、原題的に本来の内容をきちんと知らせる方が結果としてちゃんと読んでくれる人が多くなるんじゃないかと。そう言う内容だと思って読んでたら評価はもっと高くなる気がする。 -
アメリカらしい。
陪審員コンサルタントなんて商売があるんだから・・・・
一瞬で相手の考え方を見抜き、クライアントにとって
本当に必要な陪審員は?
それを見極めるプロのお話。
ボディーランゲージを読み取れ! -
ジャンル:面接
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性格を判断する3つの要素が知れたのはよかったな。