ぼく、飲みこまれちゃった! (インクヴァンパイア 4)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2004年11月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789724074
感想・レビュー・書評
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今まで本のインクを吸って楽しんでいた主人公が、今度は本のなかに吸い込まれるお話。
本を読み過ぎて現実と感覚が乖離したり非常識な物言いをする困ったちゃんもいるので、その警告のようにも読めました。
でも、よくよく考えたら彼らが本を「吸って」味わうと本からインクが消えてしまうからエコじゃないよね。
普通に「読んで」楽しめば、何度でも楽しめるし、他の人にも貸してあげられるのに…。
シリーズを読んで思ったことは、着眼点は良いのに、子供向けの本の割にはすぐにキスしたり妙に生々しい部分と変にねっとりした訳がイヤだったな…ということです。
訳は角田光代さんだったんですね。
大人の小説を書く方の訳って、とても良いかズレてるか…って気がするなぁ。
変に子どもを意識せずにフラットに訳せば良かったのに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界図書館のなかで赤ずきんちゃんを飲んでいると、ほんの登場人物達に飲み込まれてしまう。狼となったオディロンがカーミラを噛もうとしてしまうがインクヴァンパイアもいたので噛まずに助かった。
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ブックデザイン / 鈴木成一デザイン室
原題 / "LE PETIT BUVEUR DENCRE ROUGE"(2001) -
2011年8月31日
<LE PETIT BUVEUR D'ENCRE ROUGE>
フランス語・英語版翻訳協力/板倉克子
ブックデザイン/鈴木成一デザイン室 -
面白そうな吸血鬼変形版。自分への誕生日プレゼントで・・・
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発想がまた逆にいってて、そうきたか!って感じ。本の中に入っちゃうっていうありきたりなだけじゃなくて、生意気な赤ずきんちゃんとか。