ユダの銀貨が輝く夜 (ヴィレッジブックス F ロ 3-11 イヴ&ローク 11)
- ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2006年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (549ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789727631
感想・レビュー・書評
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不正を働く警官や、それを唆すロークの仇敵との対決は読んでいてハラハラワクワクさせてくれます。
犯人の気持ちがわかるからこそ、やるせない気持ちにもなりますが、エンディングは暖かいものがあります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
な〜んか、イブが普通になっていっているようで、
ちょっと寂しい気持ちが少し・・・
いずれにしても、いっきに読ませていただきました
この先、気になるのは、キャンディーバーの犯人? -
【イヴ&ローク11作目】今回も犯人は予想した通りでスッキリ!イヴとロークの喧嘩がかなり重いものだったし、ウェブスターの登場でさらに深刻になっていた。ウェブスターのキャラは好きだな。死ななくてよかった。警官が犯人でその背景の出来事もとても悲しいものだった。
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連続する警官殺しの背後には? 春のNYに憤怒と愛が交錯する!
早春のニューヨークで、警官が無残にも撲殺された。犯行現場はロークが所有するクラブで、状況からすると、犯人と被害者は顔見知りのようだった。動機は怨恨か?
捜査を担当するイヴは、被害者が大物ドラッグディーラーのマックス・リッカーの逮捕に関与していたことを知る。が、なぜか市警の内務監察部に、捜査を速やかに終結させるよう忠告された。しかも、リッカーは過去にロークと因縁のあった人物だった。リッカーの危険な本性を知るがゆえにイヴの身を案じるロークと、捜査に挺身するイヴは、やがて激しく衝突してしまう。そんな折、またも警官が殺された! -
2010。6。2
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2009年5月4日読了。
うん。ミステリーとしてだいぶ面白かった。
途中で、誰も彼もが犯人に思えてきて、ドキドキハラハラ。
どんどん主要登場人物が増えてきて、人間模様も面白くなってきた。
主人公のイブがどんどんかわいくなってきて、読んでて楽しかった。 -
もうそろそろ潮時かな…と思っていたけれど一気に近作で熱が戻りました。良かったです!推理に関してはやっぱり解りやすいけれど…面白かった!!
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今回の話はイヴの元恋人…?ウェブスターが絡んでくる話。ロークの過去の因縁リッカーとの絡みなどちょっとシリーズパターン化してるのか?って気はしなくもない展開。犯人もちょっと判り易過ぎて気が抜ける印象があった。いちいち人が死ぬたびに自分に何らかの責任を感じて落ち込んだり欝になったりするイヴが多少うざったいが、それは周囲のキャラクターで何とか気を紛らわせることができるかなと。どっちにしろ、ミステリというより通常の恋愛小説である場合とミステリとして秀逸だなと思う場合とシリーズによって結構斑があるなあと思ってしまう。
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イヴ&ロークの11冊目です。<br>
イヴの元彼、ウェブスターが登場します。警官が殺された事件の捜査に、ロークのダーティーな過去に絡んでいた男リッカーが浮上します。リッカーはロークを恨んでいてイヴを使ってロークに復讐しようと挑発してくるのですが、当然イヴは自分のことは自分で守れるし、リッカーと会うのは仕事なんだからと、ロークの気遣いを突っぱねます。そして二人は深刻なケンカ状態に陥ります。とはいえ、原因は片方が「守りたい」といえば、もう片方が「自分の面倒は自分で見られる」といった感じで、まあ毎度のことです。
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口も利いてくれないロークと何とか仲直りしたいイヴなんですが、どうしたら良いのか分からない。ほとほと困ったイヴは、親友のメイヴィスに相談します。さらに間が悪いことにイヴに未練のあるウェブスターが出てきたりして、自体は余計に深刻に。イヴがメイヴィスと飲んだくれるところは読んでいて面白かったです。<br><br>
ところで、またしてもイヴはキャンディバーを盗まれてしまいます。一体犯人は誰?? バクスターとかマクナブあたりが怪しいなあ。意外や意外、ホイットニーだったりして。