- Amazon.co.jp ・本 (605ページ)
- / ISBN・EAN: 9784789731072
感想・レビュー・書評
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原題 ZODIAC
先月(2020年12月)340暗号文が51年の時を経て解読された。先に解かれた408暗号文と同じ誤字(paradice 、正しくはparadise)があるなど、どうも本当らしい。
史上最も有名な劇場型犯罪と、それに翻弄された人々の記録。目撃証言や多くの遺留品があるにもかかわらず、捕まらない。捕まえられない。
警察や社会への挑戦というより、殺人を手段としたシリアルキラーの自己表現にメディアは踊らされ、サンフランシスコは恐怖に陥った。
そもそもなぜZODIAC(黄道帯、それとも十二宮?)と名乗ったんだろう?わかったところで理解はできないんだろうけど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
1960年代後半、数名の男女を殺傷し、警察を嘲るような声明文を新聞社に送りつけた殺人犯、自称「ゾディアック」。事件は今も未解決のままです。本書は、一連の事件と浮上した容疑者像を、時系列に沿ってまとめ上げたノンフィクション。
一連の事件についての事実関係は、この1冊で十分把握できますが、本としては何というか、まとまりがなく散漫な印象があります。ノンフィクションだし結局は未解決だし、ということで仕方ない面があるのはわかりますが…。
特に「ドン・アンドリュース」のくだりは登場人物が多く、著者のグレイスミスと筆跡鑑定家が別々に情報提供を受けたこともあって「誰が誰に何を話したんだ?」と、読んでいて混乱しました。
続編(Zodiac Unmasked)も購入してみましたが、こちらは読めるかどうかまだわかりません。 -
なかなか興味深い。ノンフィクションだし。これだけ証拠が揃ってたのになんで捕まらなかったんだろうとか…
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切り裂きジャックしかり、凶悪犯がヒーロー化されている事が気にかかるが、
興味に負け深みにはまる。犯人が、わからない場合おちがすっきりしないのが.....。 -
映画を見に行く時間がないので、
とりあえず原作本を読んでみた。
ゾディアックの正体は。。。
今も彼は生きているのだろうか? -
ゲームなら既に裁判に持ち込んでるくらいのザクザクの状況証拠がありながら…。
やっぱり映画も見に行きたいなあ