僕の体の70%は映画でできている: 小島秀夫を創った映画群

著者 : 小島秀夫

• ソニ-・ミュ-ジックソリュ-ションズ (2008年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

『メタルギア・ソリッド』シリーズで、ゲームの世界に新たな地平を切り開いてきたゲームデザイナー小島秀夫。彼の原点ともいえる映画についてみずから書き尽くした珠玉の映画評。

感想・レビュー・書評

[karasu10281028さんの感想 · 2019年6月9日]

　小島秀夫を作ってきた映画たちがずらっと並べられている。そこそこの文章量で映画について語っており読み応えがある。一流のクリエイターになるためには、これだけの映画を見て、なおかつ咀嚼して自分のものとするのが大事だと分かった。紹介している映画は古くて名作が多いので、今見ても十分に楽しめる作品だ。
　MGSを作り出すためのエッセンスが各映画にあるし、知っている映画の文章だと、小島ならではの見かたを知れるので、MGSを理解するためには重要だと思う。
　本当に映画が好きで、物作りが好きな人なんだと感じる一冊だった。

[ykikuchiさんの感想 · 2018年10月17日]

大人気の（私はやったことがないが）ゲーム作者の小島秀夫さんが著者。彼が見てきた映画について語っている。ここに紹介されている映画は、私もほとんど見ている。今度は、映画も頭の中から引っ張り出して整理してみたいと思った。

[kさんの感想 · 2017年3月16日]

映画や小説に対する愛が迸っている本。
ユーモアたっぷりで、時々毒もあって(広告代理店の人が最も嫌いな人種とか・笑)楽しめる。
しっかし、たくさんあったな！

著者プロフィール

明治学院大学教授

「2023年 『一歩先への刑法入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」