定本ディジタル・システムの設計: ディジタル技術の基礎からASIC設計まで

著者 : 猪飼國夫 本多中二

• CQ出版 (1990年9月1日発売)

作品紹介・あらすじ

主に学校の教室以外で使うテキストとして"定本"になるよう、現在のディジタル技術の基本的な考え方から、実用面における応用法までを解説。

感想・レビュー・書評

[kaizenさんの感想 · 2011年9月22日]

最初から最後まで、図が豊富で、具体的な回路、素子の話があるので分かりやすい。
バストランシーバ（７４シリーズ）を具体的に知ることができました。
１８年前のものであるため、具体例は古い話であることと、６４ビットCPU,FPGAの話がないことが悲しい。最後にファジイについて書いているが、身の回りではあまり利用した例を聞いたことがない。
デジタルシステムを設計する場合に、同期回路が基本となる。基本のクロックにより、論理が進展するからである。電位が高い、低いの２値か、０と１の２値を使うだけでなく、
時間的に、離散（デジタル）であることが重要であることがわかる。