可能性としての国家誌: 現代アフリカ国家の人と宗教 (世界思想ゼミナール)

著者 :
  • 世界思想社教学社
4.00
  • (1)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790707127

作品紹介・あらすじ

ステイトグラフィの誕生。西アフリカのセネガルに住む人びとが、公権力と対峙しつつたくみに織りなす「国家」の姿を鮮やかに描く。日常の文化と国際社会の流れを総体としてとらえる新たな記述の誕生。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • セネガルの本 サヘル 勝俣誠 小川了 サン=テグジュペリ 人間の大地
    https://find-africa.com/senegal/book.html

    可能性としての国家誌 - 世界思想社
    https://sekaishisosha.jp/book/b354665.html

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      同じく小川さやかの書き出しから
      「路上商人たちが『デブルイヤージュ』という概念で説明されている。これは、警官に商売を取り締まられた時などの...
      同じく小川さやかの書き出しから
      「路上商人たちが『デブルイヤージュ』という概念で説明されている。これは、警官に商売を取り締まられた時などのピンチをその場しのぎの言動で切り抜ける戦術のことだ。」
      2021/05/18
  • 近代西欧諸国で生まれた「国家」概念がアフリカ社会で乖離する様相をフィールドで観察した好著。アフリカ研究だけでなく、文明論としても評価が高い。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1944年生まれ。上智大学外国語学部卒業。パリ大学第5人文社会系民族学科博士課程単位取得。文学博士(総合研究大学院大学)。国立民族学博物館、京都精華大学、在セネガル日本大使館専門調査員などを経て東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所を2008年に定年退職。東京外国語大学名誉教授。主な著書に『サヘルに暮らす』(日本放送出版協会、1987年)、『可能性としての国家誌』(世界思想社、1998年)、『奴隷商人ソニエ』(山川出版社、2002年)、『世界の食文化(11)アフリカ』(農山漁村文化協会、2004年)など。

「2010年 『セネガルとカーボベルデを知るための60章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小川了の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×