可能性としての国家誌: 現代アフリカ国家の人と宗教 (世界思想ゼミナール)
- 世界思想社教学社 (1998年5月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784790707127
作品紹介・あらすじ
ステイトグラフィの誕生。西アフリカのセネガルに住む人びとが、公権力と対峙しつつたくみに織りなす「国家」の姿を鮮やかに描く。日常の文化と国際社会の流れを総体としてとらえる新たな記述の誕生。
感想・レビュー・書評
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近代西欧諸国で生まれた「国家」概念がアフリカ社会で乖離する様相をフィールドで観察した好著。アフリカ研究だけでなく、文明論としても評価が高い。
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「路上商人たちが『デブルイヤージュ』という概念で説明されている。これは、警官に商売を取り締まられた時などの...
「路上商人たちが『デブルイヤージュ』という概念で説明されている。これは、警官に商売を取り締まられた時などのピンチをその場しのぎの言動で切り抜ける戦術のことだ。」