オランダ流ワーク・ライフ・バランス―「人生のラッシュアワー」を生き抜く人々の技法

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  • 世界思想社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784790716464

作品紹介・あらすじ

結婚・出産・子どもの就学-人生の節目で、仕事のかたちをどう変えるか、時間をどう振り分けるか。長年にわたるインタビュー調査から、「パートタイム大国」オランダに生きる人々のライフスタイルを浮き彫りにする。

感想・レビュー・書評

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  • 小樽商科大学附属図書館蔵書検索OPAC
    https://webopac.ih.otaru-uc.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB10302454

    家庭での時間をもっと取りたいのに就労に追われる、「ワーク」優先の生活を送る男性たち。逆に家庭を守るため、未だ多くがキャリアや就労時間を犠牲にせざるを得ない境遇にある、「ライフ」優先の生活を送る女性たち…。
    日本におけるワーク・ライフ・バランスの現状は、なぜこうも改善されないのか?その改善のヒントや、正しいワーク・ライフ・バランスの在り方をオランダの事例から考えます。我々にとっても無縁でないこのテーマについて、是非、あなたも本書を手に取って考えてみてはいかがでしょうか。

  • ものごとの価値を有償か無償かだけで判断せず、仕事も家事も子育ても趣味も、家族との時間も個人にとって価値のあるものとするオランダ人の生き方をとても論理的に調査、表現していて、読んでいてとても勉強になりました。

    この著者のもと、世界各国のライフワークバランスを見てみたいです。

  • 366.7||Na

  • オランダのワークライフバランスの状況、背景、歴史を丹念にまとめた本。
    二兎を追う^_^

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著者プロフィール

岡山大学文明動態学研究所教授。専門は文化人類学、ジェンダー論。著書に『オランダ流ワーク・ライフ・バランス』(世界思想社、二〇一五年)、『「女の仕事」のエスノグラフィ──バリ島の布・儀礼・ジェンダー』(世界思想社、二〇〇三年)、編著に『仕事の人類学』(世界思想社、二〇一六年)、Fashionable Traditions (Lexington Books, 2020) などがある。

「2022年 『クリティカル・ワード ファッションスタディーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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