ミルトン・エリクソンの心理療法セミナ-

著者 : ミルトン・H.エリクソン ジェフリ・K.ゼイク 宮田敬一

• 星和書店 (1995年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

ミルトン・エリクソンは、創造的で偉大な心理臨床家である。フロイトは、心理療法の理論に貢献したが、エリクソンは、心理療法の実際に貢献したと歴史は証明するだろう。本書は、エリクソンが治療家のためにアリゾナ州の自宅で開いた一週間の教育セミナーを再現したものである。

感想・レビュー・書評

[めんたねさんの感想 · 2007年3月20日]

エリクソンのセミナーをそのままザイクがまとめて書籍化したもの。
つまり、エリクソンの生の語りをじっくり楽しめます！
ああ、こうやってエリクソンは教育と治療を同時にセミナーの中で生徒達に行っていたのだなあと実感できます。
最初に読むとアンコモンセラピー以上にわけがわからないかもしれません。
ただ、エリクソンの語るエピソードが面白いのでついつい先を読んでしまいます。
そして、気づかぬうちに読んでいるあなたもエリクソンがこっそりとエピソード内にしこんだ暗示的メッセージを受け取っていることでしょう。
ですから、読んでいて明るい気分になります。
エリクソンの魅力がもっとも詰まっている一冊。

アンコモン･セラピーと並んで名著中の名著です！

[sorededesuneさんの感想 · 2020年2月16日]

数年前に読みましたが正直よくわからなかったです。それでも、エリクソンが何をするのかが楽しみであっという間に読んでしまった。再度、読みたいです。以前より楽しめそうな気がしています。