- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791109913
作品紹介・あらすじ
たった2週間でつらい気持ちを解消して,堂々とした自分になれる心のトレーニング方法「セルフ・コンパッション」の実践ワークブック。
具体的な事例やエクササイズの紹介に始まり,「過去の傷を癒す」「喜びを育む」などのトレーニングセッションについて、フローチャートや数多くの実践例を交えてわかりやすく解説。
アメリカで大流行している,この“幸せを身につける方法”を明日から実践しよう!
感想・レビュー・書評
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つらいことがあったとき、すぐに相談できる相手がいるならいい。実際は、相談しようと思っても、相手が忙しかったり、相談する相手がいなかったりして、なかなか難しい。
そこで、自力でどうにかできないかなと思っていたところ、セルフコンパッションに辿り着いた。
セルフコンパッションとは自分への思いやり。
脳には思いやり回路があり、何かで思いやりの気持ちを体験すると、その回路がオキシトシンと天然の鎮痛剤ともいえるオピエートを分泌して、気持ちを温かくしてくれるそうだ。
実践では、この思いやり回路を使って、ストレス、不安、抑うつ、そのほかのネガティブな感情をやわらげていく。
感情をあるがままに受け入れる心のトレーニング。
この習慣をぜひ身につけたい。 -
良本。セルフコンパッション(自己肯定感)を育てるための具体的なワークが掲載されていて、それを実際に行ながら読み進めていくことで、少しずつ自分の中にあるシコリのようなものが解れていく感覚がある。
- 過去のトラウマとなった出来事を経験していた時の幼い自分に会いに行き、その子を受容し、抱きしめてあげる。 -
医学部分館2階心理学 : 146.8/DES : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410170883
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自分はクリスティフネフの、『セルフコンパッション』、『マインドフル•セルフ•コンパッション ワークブック』を読んでいたのでどうしてもその本との比較になってしまうが、この本も良書だと思う。
特筆するところでいうと、
過去の痛みを癒す際には、コンパッションを体験しないと反芻しているだけで痛みが強くなる
コンパッションが難しい時の章に書かれていた疾病利得の話や自己批判を手放さない理由等は大事なところだと思った。