動機づけ面接〈第3版〉上

  • 星和書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791110025

作品紹介・あらすじ

いまや世界標準となっているカウンセリング技法のひとつである動機づけ面接(Motivational Interviewing:MI)。本書は,動機づけ面接の開発者が著したガイドブックである。本書は改訂版ではあるが,90%以上書き下ろされており,前版とは重複する部分はほとんどない。MIは当初想定されていたよりも幅広い領域に応用されるようになり,研究の結果,重要な新知識が追加されつづけている。MIをすでに学んでいる方でも,本書を読めば新しい学びを発見できることだろう。

感想・レビュー・書評

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  • これはすごい・・・認知行動療法が常識になるとこんなところまでいけるんだ

  • 世界的なカウンセリング手法である動機づけ面接法の提案者による書籍です。
    上下2巻に分かれており、上巻は動機づけ面接法の全体像と、動機づけ面接法の4つのプロセスのうち「関わる」「フォーカスする」「引き出す」の3つについて書かれています。
    上巻で紹介されているプロセスは、ファシリテーションをするために役にたつ考え方が詰まっています。また、動機づけ面接法を使った効果を説明するために論文が多く引用されており、幅広く使われている技法であることを活かした説得力があると感じました。
    提案者による書籍ということで、内容の丁寧さと合わさって動機づけ面接法で困ったときに何度も読み返したくなるような濃厚な一冊でした。

  • いわゆるMI3。上巻では動機づけ面接は何であるか、1版、2版との変遷。そして関わり、フォーカスする、引き出すについて解説。

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著者プロフィール

ニューメキシコ大学の心理学および精神医学の名誉教授。1983年学会誌Behavioral Psychotherapyに掲載された論文と1991年にステファン・ロルニック博士と共著した Motivational Interviewing初版で動機づけ面接を紹介した。嗜癖の予防と治療を研究のターゲットとして成果を積み重ねてきた。なぜ人が変わるのかを明らかにし,その知見は幅広く応用されるようになった。多くの受賞歴があり,ISI(Institute for Scientific Information,科学情報研究所)は世界で引用回数が最も多い研究者のひとりにミラー博士を挙げている。

「2019年 『動機づけ面接〈第3版〉下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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