- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791618187
感想・レビュー・書評
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下手な自己啓発本読むより、論語読んだ方が勉強になるかも。なにせ2500年前から言われてることなのだから。でも、書かれていることは一見当たり前のことが多い。自分がされて嫌なことはするなとか、親孝行しろとか…少しずつ読んで身につけていきたい。それにしても、孔子とソクラテスが同じ時代を生きていたのは知らなかった。
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初めに日本における孔子の足跡というところで湯島聖堂、足利学校、弘道館、致道館、日新館、長崎孔子廟、多久聖廟、久米至聖廟が孔子にゆかりのあるスポットとして知れるのが良い。構成としては序章で孔子の生涯や弟子の孔門十哲、日本人で孔子を傾倒した偉人についての概要、そのあとは論語の中で人生観、家族、政治、仕事といったジャンルごとに章分けしてそれらにまつわる論語の訳語と意味について解説している。個人的には学問に関する論語の話は印象に残るものが多く、学而第一の六に関しては孔子が得を高め正しい道を歩むために必要なキーワード「孝、弟、信、愛。仁、文」6つののうち5つが使われていてまさにまとめた内容なのではないかと思った。
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分かった気になる。図解は分かりやすい。
論語を採り上げる人は誰もが、自分の都合の良いように解釈しているように思える。
知恵ではあるが、実効性はあやしい。 -
やはり論語は現代人としても学ぶことが多く、ためになる。
この本では、
人生観にまつわる論語
人付き合いにまつわる論語
家族にまつわる論語
政治にまつわる論語
仕事にまつわる論語
学問にまつわる論語
と章を分けて示していて、よみやすい。
あと、図も多くて分かりやすい。 -
孔子の生涯の教えが、論語の訳文と共に一つ一つ図解されまとめられている本。
論語は有名な文をポイントでしか知らなかったので、この本は広く論語に触れることができとても面白く読めた。個人的には、人付き合い、仕事の内容が、心に残るものが多かった。例えば、話さなくてもよい人と話すことは失言であり、話すべき人と話さないことは人を失うということだ、という意の教えにはハッとさせられた。状況や相手、場所、タイミングを見て話すことが人付き合いにおいて大切とのこと。これは仕事やプライベート関係なく重要だと思った。また、孔子が求めるリーダー像も興味深かった。天命によってその地位にあると考える謙虚さと、礼儀を尽くすことで安定させる力。相手の言葉を的確に把握する力。何気ないようで難しい。孔子の教えにもあったように、まずここで読んでインプットしたことを、自分で噛み砕いて考え、人と意見交換をしながら行動にうつしていきたい。 -
『高校生が感動した論語』を読んでこちらへ。
内容的にはわかりやすい。
誤植がいくつかあるのが気になった。 -
難しそうなイメージのある「論語」ですが、この本では分かりやすく論語が解説されていて、非常に読みやすかったです。
様々なものの見方、多様性のある考え方。
人というのは生きている間、常に学習し続けていく生き物なのだな。という真理のような物を学びました。
何度でも読み直したい本です。 -
論語熱まだ冷めない。
前に読んだ子どもの論語より、詳しく書いてあるから、勉強になった。
ニーチェの言葉より、論語の方がなんだか奥が深くて好きだなー。
孔子の言うように、40歳になったら迷わないようになりたい。
今はそのために、いろんな知識が必要かなと思う。今はそれが目標かも。
もっと論語を深く読み解きたい。