面白いほどよくわかる! 犯罪心理学

  • 西東社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791621361

作品紹介・あらすじ

「なぜあの人が犯罪を…?」実は犯罪を起こすきっかけは些細なことなのかもしれません。人の心に潜む小さな闇をやさしくひも解きます。すべてのテーマにわかりやすいイラスト・図・表付き。

感想・レビュー・書評

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  • 創作の参考に借りたが、とにかく読むのに時間がかかった。

    2005年出版ということで、最新のデータではないものの、あらゆる調査の結果がまとめられていて説得力がある。

    が、ただデータを並べてその調査方法や結果を説明しているだけのように感じて、私の求めている内容ではなかった。

  • ストーリー性はなく、ただいろんな話の羅列がなされている。
    ひとつの話ごとにまとめがあるので、家事などの音で聞こえなかった部分があったとしても2回目で聴けるのが聞き流しに良かった。

    心理学以前にそもそも犯罪にいろんな分野やパターンがあるな〜と感じた。
    ストーリーがないとあんまり面白さというものは演出できないと実感すると共に、広くさまざまな犯罪の種類とその発生についてどう考えられているのかを知れたことは世界が広がって良かった。

  • 初心者にはかなりわかりやすくさーっと1日で読めた。

  • 細かく犯罪心理学について説明があって、知りたい情報がある場合は使えるものではないかと思う

  • 刑法や犯罪学について学術的な書き方で説明されていた。

  • 網羅性が高い

  • <犯罪心理は誰しもに傾く可能性のあるもの……!>


     本を開くまで、犯罪者の心理が「よくわかる」わけないでしょ★ と思っていました。しかし、こちらが間違っていました。
     犯罪心理はどこか遠くのものではなく、隣人のような近さにあるのが「よくわかる」という点で、本書は意義深いものです。
     異常心理学の範疇を除けば、一人の人間がとる言動の多くには、理由や背景があります。そして、ふとしたきっかけで、犯罪と呼ばれる行為にぐらっと傾く可能性がひそんでいる。共感はしませんが、全く関係のない遠くの話ではないのです……★

     それにしても、犯罪心理学の基本を、門外漢にもここまで噛み砕いて解説し、人の心の影について端的に伝えてくれる書籍が他にあるでしょうか? 「よくわかるシリーズ」のラインナップにさらりと自然に入っていますが、本書の存在は稀有です。

     少年犯罪に多くのページ数が割かれているのが特徴的。未成年者の犯罪は、性急な判断を下せないデリケートな問題で、関わる大人たちも煩雑な手続きを踏まなければならない、といった現実にも触れました。
     この項目は、著者の解説や図解が驚異的に「よくわかる」まとめ方だからこそ、その複雑さや難しさも「よくわかる」ものでした。理解を助けてもらってもなお自分の理解が及ばなかったがために、逆に印象に刻まれた箇所となりました。

     繰り返しになるけれど、犯罪心理は自分に関わりのないものじゃありません★ なぜ人は人を騙すのか、なぜ他人の物を盗むのか、なぜ人につきまとうのか、なぜ家族に手を上げるのか。なぜ他人の命を奪うのか? 決して「いきなり」ではないと知っておく必要があるでしょう。
     知ることが、他人を安易に決めつけない方法でもあり、自分を危険から守る方法にもなり得ると考えます。

     こういった人間心理を丁寧に慎重に、それでいてパッと視覚的につかめるようにと随所に細心の注意を凝らした、本作りの真摯さに感謝したく思います☆

  • なんか、途中から過去の有名な犯罪者の紹介ばかりになる。ランダムな羅列。これを読んでも何かわかるようにはならない。

  • 素人理論の話があったが結構この考え方をしてしまうので気を付けたい
    (自己の中の少ない経験でカテゴライズして〇〇だからこうみたいなやつ)

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/63709

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