- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791751495
作品紹介・あらすじ
ギリシア神話とともに、ヨーロッパ文化の源泉となっている北欧神話を、最新の研究成果を背景に、伝承された各種の資料から、統一的な物語の環として構築する、画期的な試み。体系的で、平易な、北欧神話への誘い。
感想・レビュー・書評
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高校生くらいに読んだのを久しぶりに。
思い出補正もプラスで星5。
1話毎の解説も興味深いが少し難解。
土着の民話や神話は、その土地の地理や気候がもろに出るのが面白いなぁと思う。
雪深くてなかなか明けない夜。心待ちの春が美しい。
日本で出てくる日照りとか火山は皆無。
無い物ねだりというか、遠くの芝が素晴らしいブルーに見えて惹かれる。
神々は結構残酷で理不尽。強欲でもある。
キリスト教が人間を見守る存在を神を呼ぶのとは違い、それ以前の宗教では、荒々しい自然や理不尽な運命を神と名付け、恐れたのだろうな。生贄の儀式とかもあるようだし。その辺ももっと知りたい。この本は人間側の話は省かれているそうなので、このあとは古エッダを読む予定。ゲルマニアもいいなぁ。もう少し掘り下げたい。
繰り返しのフレーズが多く、詩人が歌う様が何となく想像される。
いつか本物の〇〇の歌を聴くことができたらいいな。 -
北欧神話の入門書。
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金大生のための読書案内で展示していた図書です。
▼先生の推薦文はこちら
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18356
▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BN06869792 -
燃えたつ氷塊、かみつく火炎。それが生命の始まりでしたー。
荒々しく壮大な
北欧に伝わる神々の物語。
神話そのものに加えて
概説、ノート、索引など、北欧神話へのアプローチ満載。
入門書的な1冊です。
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北欧神話に本気の1冊。
固そうな感じかと思いきや、訳も読みやすく面白かったです
物語のラストは
悲劇的ともいえる世界の終焉、そして誕生。
まさにファンタジーの原点。
ファンタジー好きのあなたにぜひ。 -
さすがにいつ読んだのかまでは思い出せないので、読書メーターに登録できる最も古い日付にした。そして訳者の山室静女史は同じ高校の先輩らしい。
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オペラ、ゲームやアニメで色々キーワードが出てくる北欧神話。
それぞれの言葉やキャラクターは知ってたりするけど、内容は知らないので、ちょっと読んでみた。
神々の物語。神々は短気で怒りっぽく、好戦的である。
そこから生まれた人間達もその性質を継いだ、というべきなのだろうか。
指輪物語にも言えたんだけど、前段に設定の説明がかなり分量であるので、まずは真ん中のお話を読むのがとっかかりとしてはいいのでは。 -
エッダとともに置いておきたい。内容はどちらかといえばギリシア神話に近く神々が大変人間臭い。
疑問だが、神々が死んだらどこに行くのだろうか…?ヴァルキリープロファイルやってても結構疑問だったな。神々が死ぬってところが少し不思議な感じがする。あと、ラストが神界大戦争→滅亡って、世界的に珍しいのではないか。 -
ケルトを読み終わったらこっちも読んでみて。死の泉とか、ヴァルキリープロファイルの深読みができて面白いのよ。エルナ・サーガの設定も分かる
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頭に入ってないので要再読
仰言る通りですよねぇ、どうしたら皆が少しずつ余裕を分け合えるか?
(と思いはするが、何も出来ていません)
仰言る通りですよねぇ、どうしたら皆が少しずつ余裕を分け合えるか?
(と思いはするが、何も出来ていません)
こだわりすぎなければゆる〜くできますが、クオリティやスピードの進歩も人類には必要ですしね。
悩ましいです!
こだわりすぎなければゆる〜くできますが、クオリティやスピードの進歩も人類には必要ですしね。
悩ましいです!
そうなんです。目的と手段が逆転したりしないように!
そうなんです。目的と手段が逆転したりしないように!