梁塵秘抄うたの旅

著者 :
  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791763108

作品紹介・あらすじ

「遊びをせんとや生れけむ」で有名な中世歌謡集『梁塵秘抄』。それらは、遊女と呼ばれるものたちによって歌い継がれた、日本最古の流行り歌であり、私たちが失くしてしまった「野のうた、衆のうた」だったのではないか。ゆかりの地をたずね、歴史に埋もれた係累を掘りおこし、稀代の歌い手ならではのみずみずしい感性でときあかす、待望の書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • 古代のはやり歌を現代に甦らせた著者のドキュメンタリー…かな?

  • 文句なしの名著。この本から「うた」についていろいろなことを教わった。何とも惜しいのは著者の桃山さんが、本作発表後にこの世を去ったこと。もっと彼女のうたをききたかった。

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著者プロフィール

1939年6月22日東京生まれ。6歳から三
味線を始め、1960年、芸と文化を考える
「於晴会」を結成、桃山流を創設し家元と
なる。1963年、古曲、宮薗節に入門、四世
宮薗千寿の内弟子に。1974年、家元をやめ、「古典と継承」シリーズの公演を開始。1981年より「梁塵秘抄」の全国ツアーを展開。1987年、岐阜県郡上に土取利行とともに立光学舎を創設。1990・91年、 ピーター・ブルック演出「テンペスト」の音楽と歌唱を担当。 2008年12月5日、逝去。

「2016年 『にんげんいっぱい うたいっぱい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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