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- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791764389
感想・レビュー・書評
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単純に、脳や身体に必要な栄養が
いき渡ればいいわけですが・・・
その栄養が手に入らない場合、
どういう方法を、とるでしょうか。
どこまで、やるでしょうか。
この本は、人間の空腹という生理現象から、
人間の満たされる感覚を考察し、
満たされることのなかった人たちの食生活、
満たされることのない場所で、
人間がとった、倫理観をともなう行動、
目や耳を塞ぎたくなるような、
過酷な歴史を、紐解いていきました。
僕のもっていた、食に対する考え方が、
とても甘いものだという認識を
持たさざるを得ませんでした。
それと同時に、食に溢れたこの状況に
たくさんの命に、生かされていることに、
深い感謝の気持ちを、抱かずにはいられませんでした。
まさか、ここまでの本とは、思いませんでした。
過酷な現実を、突きつけてくれる本だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示