- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784791765065
作品紹介・あらすじ
大航海時代をさかいに世界経済が統合され、貧困はその姿と意味を変えた。グローバリゼーションが拡大するプロセスとともに、貧困の変貌とその救済の歴史をさぐり、現代の国家規模の貧困救済や世界規模の福祉政策のありようまでを考察する画期的著作。
感想・レビュー・書評
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大阪樟蔭女子大学図書館OPACへのリンク
https://library.osaka-shoin.ac.jp/opac/volume/431496詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
貧困とは何か。歴史のなかで貧困(の原因や様相)はどのように変化したか、という内容。
そういう意味では原題である、Poverty in World History がしっくりくる気がするが、世界史全般ではない点を考慮と言う説明にも納得がいった。
救済、という色合いはあまり濃くない。どちらかというと、貧困がどのように解釈され、それに対しどのような社会的立場の人がどのように活動していたか、という歴史が描かれる。
社会的な背景をもっと理解できていればもっと深く読めたのではないかという反省。 -
世界の歴史の中で「貧困」を捉えるというアプローチは非常に興味深かった。
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原題は貧困の世界史 なんだそうで救い方についての 提言 とかではないですざっくり 貧困 というけど貧困とは何を指すのかここについて いろいろな意見があるわけで