象徴天皇を哲学する

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  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791770908

作品紹介・あらすじ

戦後73年の今夏、ユニークな〈象徴〉天皇論が誕生する!
グローバル資本主義が猛威をふるう今日、民主主義の成熟のためにいま一度、天皇について考えよう。
「保守」の思想としてではなく、「変革」の思想として天皇が論じられてきた歴史を、
吉田松陰、伊藤博文、美濃部達吉、穂積八束、北一輝、福沢諭吉、和辻哲郎、西田幾多郎、丸山眞男、田辺元にいたるまで丹念に追ってゆく。
象徴天皇こそ天皇制の本質だった?

感想・レビュー・書評

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  • 人間の自由・平等というのは非常に大切な原則ではあるが、現実の世の中に適当するには大変な努力を要するということだ。共産党的な安直な考え方ではうまく回らない。

  • 東2法経図・6F開架 313.6A/Ta84s//K

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著者プロフィール

(たなか・きゅうぶん)
1952年生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業、同大学大学院博士課程 修了。文学博士。現在、日本女子大学教授。専攻は倫理学、日本思想史。 著書に『九鬼周造――偶然と自然』(ぺりかん社、第 1 回中村元賞受賞)、『丸山眞男を読みなおす』(講談社選書メチエ)、『日本美を哲学する―― あはれ・幽玄・さび・いき』(青土社)『日本の哲学をよむ――「無」の 思想の系譜』(ちくま学芸文庫)、『象徴天皇を哲学する』(青土社)、編著に『甦る和辻哲郎――人文科学の再生に向けて』(ナカニシヤ出版)、『再考 三木清――現代への問いとして』(昭和堂)、『近代日本思想選 九鬼周造』(ちくま学芸文庫)など。

「2020年 『西田幾多郎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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