<生ける屍>の表象文化史 ―死霊・骸骨・ゾンビ―

  • 青土社
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  • Amazon.co.jp ・本 (432ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784791771424

作品紹介・あらすじ

死霊はどのように描かれてきたのか
日本では死者が骸骨となって墓場で酒宴を開く情景が古くから描かれてきた。また蘇生・転生することで新たな人生を迎えることがあり、さらに死後、鬼と化して人間に害をなす存在となることもあるとも信じられてきた。そうした考えは近代社会において科学的に否定されながらも、その一方で根強く息づき。今日、海外では例を見ない独自の形で継承され、進展している。本書では日本において死霊がどのように描かれてきたのかという問題を通史的に示して日本人の死生観について、文化的創造の歴史的側面から照射していく。

感想・レビュー・書評

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  • 國學院大學文学部日本文学科卒業。国学院栃木短期大學准教授。

  • ゾンビを手掛かりに、日本人の死生観について。

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著者プロフィール

1972年、埼玉県に生まれる。国際日本文化研究センター・客員准教授。
主な著書に、『「もしも?」の図鑑 ドラゴンの飼い方』(実業之日本社、2018)、『中世物語資料と近世社会』、『擬人化と異類合戦の文芸史』(ともに三弥井書店、2017)などがある。

「2018年 『熊楠と猫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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